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【大人の発達障害】相談したくても、何に困っているのか自分でわからないときは

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今回は、先週の記事、【大人の発達障害】相談ができない人は、「しても良いこと」と考えよう!の続きです。

前回、発達障害を持つ方、特にASD(自閉症スペクトラム)の方は、相談することが苦手な傾向がある、と書きました。

その理由として、「過去の失敗の経験などから、相手に迷惑をかけてしまったり、呆れられてしまったりするのではないかと考えてしまう」ことが挙げられる、と紹介したことを覚えておりますでしょうか。

しかし、相談がうまくできない理由はそれだけではありません。

今回は、相談が苦手になる他の要因について考えていきましょう。

何に困っているのかうまく伝えられない

うまく相談できない理由として、自分でも何に困っているのかがわからないというパターンがあります。

問題を解決するためには、必ずその問題を具体化する必要があります。

「どのようなことで困っていて」「それがどのような状態になれば解決なのか」この2点が具体的になっていなければ、解決の方法を提示することもできないのです。

そこで、うまく相談できない、うまく言葉にできないという人は、一度紙に書き出してみることをおすすめします。

何に困っているのか、相手にどうしてほしいのかを基準に、一度言葉にして書いてみてください。

紙に書き出してみることには、自分の困っていることを客観的に見る効果が期待できます。

主観では漠然とした困り感であっても、客観的に見てみることで、整理することができます。

時には、自分の困っていることがわかったら、自分で解決できてしまった、なんていうこともあるかもしれませんよ。

具体的に相談する

自分での解決が難しいようであれば、わかる人に相談しましょう。

その際は、漠然とした不安を訴えるのではなく、紙に書き出し整理した、具体的な悩みを伝えるようにしてください

相談相手はエスパーではありません。

「困りごとはなんなのか」「それをどうしたいと思っているのか」がわからなければ、相手も困ってしまいますし、負担を与えてしまうことになるでしょう。

何を求めているかを明確にして、相手の選択肢を狭めた質問ができれば、相手も的確な答えを返しやすくなるはずです。

「相談してみたけど何も解決しなかった!」「もらったアドバイスが的外れだった!」というときは、冷静に、自分が問題を明確にして、具体的に伝えられていたかを思い返してみてください。

YES/NOで答えられる質問をする

相手に何かを頼みたいときは、具体的にどうしてほしいのかを伝えることが大切です。

何をすればいいか、まったくわからないという場合には仕方ありませんが、質問の際は可能な限り、「こういう状況なので、どうしたらいいか?」と聞くのではなく、「こういう状況なので、~~で対応する形でよろしいですか?」と聞くようにしましょう。

このような、YES/NOで回答できる質問を閉じた質問と言い、内容を考えて回答しなければいけない開かれた質問よりも回答しやすく、少ない負担で済みます。

また、「どうすればいい」というような丸投げな質問をしてしまえば、「自分で考えていない」「やる気がない」というように思われてしまい、悪印象になってしまいます。

どうしても、直接相談するのはきつい・・・という人は、メールで相談する、メモを上司の机に置いておくといった方法もあります。

相手が忙しく、なかなか捕まえられないという場合は、これらの方法は有効です。

ただ、急ぎの内容や、重要なものについては、なるべく直接伝えるようにしましょう。

メールやメモでは、本人にちゃんと届いていなかったり、見落としてしまう恐れがあるためです。

まとめ

仕事上、必要なことであってもうまく相談できない、困ってはいるのになにがどのように困っているのかうまく伝えられない、という人も多いでしょう。

そんな時は、一度、紙に何に困っているのか、相手にどうしてほしいのかを書き出してみましょう。

紙に書いて客観的にみることで、頭の中を整理でき、自分で解決できてしまうこともあります。

質問・相談の際は、具体的に!を心掛けてみましょう。

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