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日本人は睡眠に対してなにかしら問題を抱えている人がかなり多いようです。
このストレス社会で、不眠症の人は年々増加傾向にあります。
不眠症とは?
不眠症とは、睡眠障害の一種です。
「なかなか寝付けない」「夜中に頻繁に目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」などの症状が続き、日常生活に支障をきたします。
日本では、約5人に1人が不眠を感じていると言われています。
不眠症は、20代~30代から始まり、年齢とともに増加します。
また、男性よりも女性に多くみられます。


不眠で悩んでいる人が年々増加しているそうだよ。


不眠症とは、本人の感覚によって診断されるものです。
そのため、いくら睡眠が少なくても本人が支障を感じていなければそれは不眠症ではありません。
睡眠がとれず、そのせいで日常生活に支障が出て困る、という場合は不眠症と言えます。
不眠症の主な4つの症状
入眠障害
- ふとんに入ってもなかなか眠ることが出来ず、
30分~1時間以上かかってしまう。
不安や緊張が強いときに起こりやすいと言われています。
中途覚醒
- 夜中に何度も目が覚めてしまう。
一度、目が覚めるとその後、なかなか眠りにつけない。
日本人の不眠では、この中途覚醒を訴える人が一番多いと言われています。
年齢別にみると、中途覚醒を訴えるのは中高年が多いようです。
早朝覚醒
- 朝早く目が覚めてしまう。(いつもの時間、または予定時間の2時間以上も前)
その後、なかなか眠りにつけない。
これは高齢者に多くみられます。
熟眠障害
- 眠りが浅く、たくさん寝ても寝た気がしない。
寝ている間に呼吸の障害が起きたり(睡眠時無呼吸症候群)と、何か別の障害を伴っている可能性があります。
まとめ
「十分な睡眠がとれずに困っていて、そのせいで日常生活に支障がでる」ような状態が1か月以上続く場合、不眠症と考えられます。
「眠りたくても眠れない」ってツラいことですよね・・・。
大事な日の前日であれば、ドキドキしたり緊張したりで、眠れないということは誰にでもありうることです。
数日のみ眠れないということはよくあることですが、病気や仕事、家族間でのトラブルなどによって眠れない日々が数週間続くと、それは不眠症に繋がってしまうかもしれません。
「仕事に集中できない」「疲労感が抜けない」など、困っていることがあれば早めに病院に行って相談してみることをオススメします。