お役立ち記事 精神疾患関係

わかっていても時間を守れない・遅刻してしまうのはADHDの特性かもしれない【大人の発達障害】

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この後打ち合わせがあるから、もう会社を出なくてはいけない時間なのに、「そういえば、あの件、どうなったんだっけ?」とふと気になってしまった。

早く出発しないと遅刻してしまうのに、気になった件の資料を探し始めたり、調べ始めたり。

結局打ち合わせに遅れてしまい、上司にも怒られてしまった・・・。

自分でも早くしないと遅刻するとわかっているのに、気になってしまうとそれから手が離せなくなってしまう・・・。

それは、ADHDの特性によるものかもしれません。

ADHDの特性:衝動性と過集中のため

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の人は、衝動的に行動してしまう特性があります。

思いついたことを後先考えずに衝動的に行動に移してしまうのです。

中には、衝動買いをすること人もいて、持っているお金を全て使い切ってしまうこともあります。

これは、欲望に弱いとか、意志が弱いとか周りからは思われてしまうかもしれませんが、本人にとっては違います。

「もう出発しないと遅刻してしまう」と本人はわかっているのに、体が勝手に動いてしまうという感じに近いようです。

そのため、周りからは誤解されやすく、生きづらさを感じてしまう点でもあります。

また、ADHDの人は、気が散りやすくありますが、一度集中してしまうとなかなかやめることができません。

約束の時間までもうすぐとわかっているし、急がないといけないということもわかっているのに今やっていることをやめることができません。

自分で自分のことがわからないため、どのように対処していいかもよくわからないのです。

ADHDの人にとっては、基本的に新しいこと=優先するべきことになっています。

新しい情報が入ってくると、それが優先になってしまい、もともと予定していたことの優先順位はどんどん低くなってしまいます。

好きなことばかりやってしまうのは、好きなことのほうが新しい情報として頻繁に頭に浮かんでくるからです。

また、衝動的に動いているときには周りの人からの注意なども耳に入らないことが多いようです。

自分の行動パターンを把握する!

編集部なかの人
周りの注意が耳に入らないのなら、自分で自分に指示を送るしかない!

そのために、まずは自分のことを把握する必要があります。

例えば、出発前に他のことが気になってしまい、衝動的に行動しがちな人は、家を出なくてはならない時刻を計算し、それよりも30分早く家を出るようにしましょう。

いつもより30分余裕を持っていれば、何か衝動的に行動しても大丈夫なはずです。

自分の傾向を把握して、もし30分では足りない場合は、1時間早めるなど自分に合わせて設定していきましょう。

出発前に特に気になるようなこともなく、順調に家を出れるようなら早すぎる到着になってしまいますが、遅れるよりはマシです。

カフェで一息つく時間などと捉えましょう。

このようにして、時間の管理がうまく出来るようになってきたら、少しずつ余裕を持っていた時間を短縮させていきましょう。

まとめ

ADHDの人は、後先を考えずに衝動的に行動してしまうという特性があります。

また、気が散りやすいところもありますが、一度集中してしまうと抜け出せなくなってしまいます。

そのため、約束の時間に遅れてしまうということも少なくないと思います。

まずは自分の傾向を把握し、「この時間に家を出れば間に合う」という設定時刻よりもさらに30分、1時間など余裕を持った時刻を出発の時刻と設定して、家をでるように心掛けてみましょう。

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