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知的障害とは?① ~幼児期や学童期に発覚することが多い!知的障害の特徴~

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知的障害は、学習障害(LD)と間違われがちですが、学習障害(LD)は発達障害のため知的発達に遅れはありません。

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今回は、「知的障害」について詳しくみていきます。

知的障害とは?

知的障害とは、

知的機能の障害が概ね18歳未満にあらわれるもので、正常な日常生活を行うための能力が限られている状態。
知的能力障害、精神遅滞とも表記されます。

知的障害は、18歳未満に生じるもので、かつ、「知能指数:IQ70」以下とされており、年齢と比べて、明らかに行動水準が低い状態です。

その多くは、幼児期や学童期に発覚することが多いようです。

一般的に、知的障害は4つの等級に分けられます。

IQ ~20 最重度知的障害
IQ 21~35 重度知的障害
IQ 36~50 中度知的障害
IQ 51~70 軽度知的障害

知的障害は、「知能指数:IQ」だけで判断されるわけではなく、日常生活能力、社会生活能力、社会適応能力などの能力と合わせて診断されます。

知的障害の約80%の人が軽度と言われています。

年齢別の特徴

年齢別によくある傾向として以下のようなものがあります。

乳児期(生後1歳未満)

  • 名前を呼んでも反応しない
  • 言葉を覚えるのが遅い
  • 身体の発達が遅い
  • けいれんの数が回数が多い

乳児期は心身が未発達のため、はっきりした特徴がわからないこともあります。

幼児期(1~6歳)

  • 友達とうまく遊べない
  • かんしゃくが強い
  • 同じことを繰り返す
  • 運動や動作が遅い

学童期(6~12歳)

  • 会話の理解が難しい
  • 音読が苦手
  • 文章問題が解けない
  • 我慢が苦手

等級別の特徴

IQ ~20【最重度知的障害(1度)】

  • 着替えができない
  • 言葉が発達しない
  • 食事などに介助が必要

最重度は、知的指数:IQが概ね19以下で、身の回りのことを全くこなすことができず、生活全般にわたり個別的な介助が必要になります。

言葉でのやりとりや身近なことについての理解も難しく、意思表示はごく簡単なものに限られます。

言葉は発達することはなく、叫び声を発する程度です。

IQ 21~35【重度知的障害(2度)】

  • 着替え、入浴、食事などは指示があれば可能
  • コミュニケーションが苦手
  • 一人での行動は難しい

最重度は、知的指数:IQが概ね20から35で、身の回りのことを一人でこなすことは難しいため、個別的な介助が必要になることもあります。

読み書きは不得意ですが、単純な会話はできたり、生活習慣になっていることであれば、言葉での指示を理解できます。

ごく身近なことについては、身振り、2語文程度の短い言葉で意思を表現できます。

言葉や運動機能の発達が遅く、学習面ではひらがなの読み書き程度にとどまります。

IQ 36~50【中度知的障害(3度)】

  • 一人で着替えはできるが、天候などに合わせた服を選ぶのは難しい
  • お金の計算が苦手
  • 交通機関の利用は難しい
  • ひらがなの読み書きはある程度できる
  • 身の回るのことは部分的なら可能

中度は、知的指数:IQが概ね36から50で、言葉や運動能力の発達に遅れがあります。

なんらかの援助のもと、社会生活が可能です。

ごく簡単な読み書きや計算はできますが、それを実際の生活場面で使うのは困難です。

具体的な事柄についての理解、簡単な日常会話はできますが、日常生活では声かけなどの援助が必要です。

IQ 51~70【軽度知的障害(4度)】

  • 着替え、食事、入浴など基本的な日常生活に問題はない
  • 簡単な文章や、受け答えなどは可能
  • 漢字が苦手
  • 集団の中でも交流できる

軽度は、知的指数:IQが概ね51から70で、着替えや食事など、日常生活において問題はありません。

言葉の発達がゆっくりのため、大人になっても小学生くらいの学力にとどまることがほとんどです。

日常生活に差し支えない程度に身辺のことを理解できますが、新しいことや時や場所に応じた対応は難しいようです。

日常会話はできますが、抽象的な思考は不得意で、こみいった話は困難です。

知的障害の特徴まとめ

知的障害は、年代ごとに出る傾向があります。

また、知的指数(IQ)により等級が分かれており、その症状も等級ごとに異なります。

子どもの知的障害は気づかれにくいため、少しでも気になったら子どもの行動に注意してみてください。


参考:
東京都心身障害者福祉センター,愛の手帳について(愛の手帳Q&A),https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shinsho/faq/techo_qa/qa.html,心身障害者福祉センター 調整課 企画担当

 

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