自分も相手も大切に…アサーションで自己表現！【１】～３つの自己表現～

あなたはこんなことで困っていませんか？

私たちは、家族や職場の人など、さまざまな人と関わりを持つものですが、その相手や場合によっては、いろいろと困ったことに出会うことがあります。

以下の内容を見て、思い当たる人はいませんか？

これらのトラブルは、あなたの生活の質を下げてしまう可能性が高いものです。

しかし、このような状況に出会っても、あなたの自己表現によって変わる可能性は十分にあるのです。

こうしたトラブルを解決し、より爽やかに生きるための方法が「アサーション」です。

「アサーション」は、アメリカで生まれた「自分も相手も大切にする自己表現」という意味を持つコミュニケーションの考え方と方法のことです。

上記で困っていることをいくつかあげましたが、あなたは自分が頼みごとをしたとき相手に断られると不快になったり、あるいは逆に頼みたいことが言えなかったり、頼まれごとをされて自分ができない状況にあっても引き受けたりしていませんか？

アサーションでは、自己表現をより理解しやすくするため、「非主張的」「攻撃的」「アサーティブ」の３つのタイプに分けて考えます。

自分がどのような相手や状況に対して、３つのうちどんな対応をするか考えてみてください。

自分の気持ちや意見を素直に表現できないタイプ。
あいまいな言い方になったり、言い訳がましくなったりする場合も含まれる。
この状態が続くと、自分を十分に表現できず、心の中に不満が溜まってしまう。

自分の意見や気持ちを表現しますが、相手への配慮を欠いている状態。
一時的には満足を得られるが、この状態が続くと、周囲の人たちとの関係が悪化し、結果的に不快な気持ちに襲われることになる。

アサーティブとは、アサーションができている状態のこと。
自分の気持ちや意見を表現する一方で、相手の気持ちや意見にも素直に耳を傾ける態度がある。
お互いの意見を出し合い、それがもし食い違っても、粘り強く共有店を見つける努力をするため、お互い爽やかな気持ちを味わえる。

あなたは、ある種の相手や状況に対して、非主張的になったり、攻撃的になったりすることはありませんか？

それは、長い間に作られた行動パターンが習慣化され、アサーティブではない不適切な反応を繰り返してしまうためです。

「自分も相手も大切に…アサーションで自己表現！」では、こうした行動パターンを変えて、あなたの自己表現がより適切に、より自由に、爽やかに毎日を送れるようなヒントをご紹介していきます！

　

次回、「アサーションってなんだろう？」、へ続く

※注意事項※ 障害就職NAVIでは、障害や精神病、それに関連する様な記事で情報発信を行っておりますが、内容によっては学会レベルで意見の分かれる情報もあります。従って、当サイトの記事(情報発信)によって生じる一切のトラブル等に対しては責任を負い兼ねますのであらかじめご了承ください。