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過眠症とは?② ~寝だめは禁止!生活リズムの乱れが過眠症の原因に…。過眠症の改善法と対策~

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前回の記事↓
過眠症とは?① ~「眠すぎる…」日中のひどい眠気はただの寝不足ではない!?過眠症の概要と3つタイプ~

一般人の約15%の人が日中の強い眠気を感じていると言われています。

十分な睡眠をとっているにも関わらず、日中に耐えがたい眠気が出現する、または無意識のうちに眠りに落ちている状態が、3か月以上続く「過眠症」

過眠症の一つである「ナルコレプシー」は特に日本人に多いと言われています。

仕事で忙しく、生活リズムが不規則な人も多いのではないでしょうか。

今回は過眠症の治療法と、予防方法をまとめてみました。

過眠症の治療法は?

過眠症の原因は、まだはっきりとわかっていません。

そのため、病院に行ったからといって過眠症の症状を完治させることはできません。

しかし、症状をコントロールしてうまく付き合っていくためにできることはあります。

今回は、

  1. 薬物療法
  2. 生活習慣の改善

この2つを紹介します。

薬物療法

薬物療法では、夜の睡眠が浅い場合は、睡眠導入剤を使います。

特に、ナルコレプシーの治療は薬物療法が中心となっていて、モダフィニルという薬がよく使われます。

この薬は、覚醒状態を維持する作用があるため、身体にかかる負担は大きいようです。

不眠になってしまう可能性もあるため、夕方以降の服用は避けましょう。

十分な睡眠を確保した上で、モダフィニルを服用し、眠気に耐えるというかたちになります。

寝ていても途中で起きることが多かったり、睡眠の質が低下して、日中の眠気に影響がある場合は、睡眠薬を併用することがあります。

薬の服用は必ず医師の指示のもとに行ってください。

生活習慣の改善

薬物療法に抵抗がある方が、より簡単にできるのが生活習慣の改善です。

夜中に質のいい睡眠をとることで、日中の眠気は減らすことができます。

生活習慣が乱れていて眠気がひどいと、薬を飲んだとしても効果が薄れてしまいます。

薬の効果をあげるためにも、十分な睡眠(最低でも7時間以上)を確保し、規則正しい生活をするように心がけましょう。

就寝時間が違っていても、起床時間は一定にすることがポイントです。

また、日中に短時間の仮眠をとることも効果的です。

その際、深い睡眠に入り起きにくくなるのを防ぐため、仮眠は10分~15分、できれば20分以内にするなど工夫が必要になります。

過眠症にならないための対策

休日になると、長時間睡眠をとる人が多いのではないでしょうか。

いわゆる「寝だめ」ですが、それは平日に慢性的な睡眠不足を抱えているからかもしれません。

「お休みの日に寝だめをしよう…」

と考えていても、睡眠は貯めておくことはできないものなのです。

つまり、人間は「寝だめ」ができないのです。

慢性的な睡眠不足は、心にも身体にも負担になってしまいます。

その負担を減らすために、

  • 平日でも十分な睡眠をとれるようにする
  • 平日と土日の起床時間の差を、少なくと2時間以内にする

以上の2点を心がけましょう。

過眠症の改善ポイント

過眠症は、原因が分かっていないため、直接的な治療法はなく完治できないといわれています。

しかし、薬物療法、または生活習慣の改善で症状を少し和らげることができます。

また、ストレスが過眠の原因になっている場合は、そのストレスを減らすことで症状が改善されます。

生活習慣が乱れがちな人は、規則正しい生活を送るように心がけてみましょう。

現代の日本では、大人だけでなく、学生時代から夜間の睡眠を十分に確保することが難しくなっています。

少しでも過眠症の疑いを感じたら、まずは病院で相談することをおすすめします。


参考:
MSDマニュアル家庭版,不眠症と日中の過度の眠気, Karl Doghramji,(2016/02)

 

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