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ほめ日記で自分発見!【8】 ~ダイエットとリバウンドの繰り返しに終止符!「ほめ日記」式食事改善法②~

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あなたは「ほめ日記」を知っていますか?

「ほめ日記」は、自分で自分をほめる日記のことで、自分の個性やクセを知り、良いものは伸ばし、マイナスなクセを修正して、自分の中に隠れている能力や感情・感性などを表面化させることができます。

あなたも「ほめ日記」で、自分の可能性を発見して、最高の人生を創造する力に繋げてみませんか?

第8回は、「ダイエットとリバウンドの繰り返しに終止符!『ほめ日記』式食事改善法①」の続き、「ダイエットとリバウンドの繰り返しに終止符!『ほめ日記』式食事改善法②」を解説していきます。

目次

ダイエットとリバウンドの繰り返しに終止符!「ほめ日記」式食事改善法②

長年、ダイエットによるリバウンドを繰り返して苦しんできたTさんは、「ほめ日記」を始めて効果が表れてきた2か月後ごろから、食事の内容も改善するようになりました。

Tさんの2か月目の「ほめ日記」

  • ごはんをしっかり食べているせいか、体の不安定感がなくまってきた感じ。すごいね。ごはんを作れる私がいたなんて、嬉しいしスゴイ。
  • 休みの日に一人だといつも寂しかったけど、こんな充実した休みが過ごせるんだなぁ。そんな私が好きだよ~。
  • 今日もしっかりしたごはんを食べられたね。自分の体のことを考えてケーキを食べなかったのはエラいよ。
  • 自分のために鮭を焼き、ごはんを炊き、オニオンスープを作って私はエラい。だんだん好きな私に近づいているね。ホントにすごい。このままやっていけば大丈夫だという気持ちが強くなってきたので、安心感が大きくなってきた。私は大丈夫だよ。
  • お母さんから電話がかかってきてもイライラしなくなくなった。本当に変わったね。
  • 空気が澄んでいると感じた。感覚が変わったね。今まではそんなこと感じたから何なの、って卑屈になっていたけど、私もちゃんと感じられるんだ。いろんなことに卑屈になっていたね。気づいたことはすごいこと。進化してる。

Tさんの食事のコントロールは、我慢してやっているのではなく、「ほめ日記効果」で無理なくできているところに注目です。

3か月目に入ると、体だけでなく、自分の内側や存在に対しても受容や信頼が表面化しています。

Tさんの3か月目以降の「ほめ日記」

  • 体も心も軽くなってきた感じ。私にもやれる力があったんだ。顔もスッキリしたと友だちにも言われたし、すごく嬉しい。鏡を見ても顔が細くなってきたのが分かるよね。毎日が楽しくなってきた。素晴らしい!やれば出来るんだね。自身を持とうね。
  • 鏡を見て、顔が変わってきているのが分かる。私、自分の顔が好きかも?と思えるようになった。すごい進歩だ!こんなことが起きるんだね~。
  • 自分をほめていると、他人にも優しい気持ちになれる。愛をあげることができる。元気や勇気を周りに分けてあげている私になれた気がする。こんな風に変われるなんて夢みたい。本当に素敵な人になってきたね。好きだよ。愛してるよ。
  • 夕飯を食べ好きないようにちゃんとコントロールできた私は素晴らしいね。少しずつ体重も減ってるし、もう体を憎んでなんかいないよ。体にいつも支えてくれてありがとうと言える私、素晴らしい。

 
わずか1年で、Tさんが長い間続いていた心身の悩みはほぼ回復したと言えるところまでたどり着きました。

中身の重さから考えると、とても短い期間だと思います。

「ほめ日記」という手法と、Tさんの「自分を変えたい」という強い一年が一つになって、見事に「本来の自分」と出会い、変わることができたのでしょう。

「鏡を見て、自分でもキレイになったと思います。今まで寂しさや不安が目に表れていたので暗い目をしていたけど、最近は目がキレイになったね、ダイエットしてるの?やせたね、とよく言われます。職場や両親との関係もすっかり変わりました」

苦しみ抜き、悲しみ抜いた人がつかむものは、「最高に輝く自分」なのです。

Tさんの「ほめ日記」ポイント

自分をほめられない時の対処法

2、30年にわたって自分のマイナス点ばかり目を向け、マイナスの感情を持ち続けてきたり、自分の「生」そのものに否定的な意識を持っていると、自分に対してプラスの発想が全く出てこないことがあります。

違和感や抵抗感があっても、自分に“ほめ言葉”をかけ続けると、徐々に違和感が薄れていくものですが、Tさんのようにどうしてもほめられ続けない場合は「こういう私になるんだ」「きっとなれるよ」など、希望や励まし、勇気づけの言葉かけを続けましょう。

これらもプラスイメージの言葉なので、自己尊重の意識を呼び覚ますことに役立ちます。

過去にこだわらず今の自分をほめる

過去の心の傷を癒さなければ前に進めないと思い込んでいる人が多いですが、過去にこだわらいすぎていると、同じところをいつまでも堂々巡りして前に進めなくなります。

「今現在」を肯定できるようになると、過去の癒しはスムーズにいくものです。

「今」の自分を受け入れ、命への尊重感を育むと、過去のつらさを思い出しても、しっかり肯定的に受け入れ、さらに自分への信頼を大きくすることができるので、まずは「今の自分」をほめるところから始めましょう。

自己尊重は美容にも効く

太っているから嫌いなのか、嫌いだから太ったのか…。

人によって違いがあると思いますが、少なくとも自己否定は美容上にも良くないことは確かです。

血液循環やエネルギー代謝が悪くなると、自室神経のバランスや脳内ホルモンのバランスが崩れやすくなります。

代謝が悪くなると疲労物質が溜まり、つい甘いものを食べ過ぎてしまい、体も重くなるので運動量も減ってくる…。

体重が増える条件が揃っていますね。

「やせれば自分を好きになれる」と無理なダイエットをして苦しむ前に、まず“今”の自分を好きになる「ほめ日記」を継続して、気持ちを安定させてから取り組むことをおススメします。

「ほめ日記」は前頭前野を活性化させるため、コントロール力、やる気が起きてくるので、食事の改善や軽い運動など前向きな生活の習慣をつけやすくなります。

血液循環も良くなり脂肪燃焼も進むはず。

食欲、お酒やタバコなどの嗜好品への依存も、「ほめ日記」を継続することで、自然にコントロールできるようになります。

前頭前野の活性化や精神的な安定が美容上にも大いに役立つのです。


 
次回、愛してくれなかった母との確執が氷解!まず自分を許す、へ続く


 

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