お役立ち記事 精神疾患関係

現代ストレスの筆頭、テクノストレス症候群とは

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現代社会では、「パソコンを使わない日はない」「仕事のほとんどがパソコン作業」という人が多いと思います。パソコンがニガテな人にとっては少しツライですよね・・・。

しかし、無理してパソコンを使おうとしてストレスになっていませんか?

目次

テクノストレス症候群とは?

テクノストレス症候群とは、パソコンを長時間使うことによって出る障害のことです。

最近ではパソコンを使う仕事も多くなり、使用時間も昔に比べてかなり長くなっています。
テクノストレス症候群とは、そんなパソコンを長時間眺めることによって生じる身体的、精神的ストレスのことをいいます。

テクノストレス症候群の具体的な症状は?

  • 目の乾き(ドライアイ)、疲れ、視力の低下
  • 頭痛、めまい、動悸
  • 腱鞘炎
  • 肩こり、腰痛
  • 疲労感、イライラ、不眠、憂うつ

 など

これらをまとめてテクノストレスと呼んでいます。
テクノストレスはテクノ不安症と、テクノ依存症の2種類に分けることができます。

テクノ不安症とは?

テクノ不安症とは、コンピューターに対して、強い不安や拒否感を感じてしまうことです。
パソコンの操作に慣れていないのに、コンピューターはどんどんバージョンアップを繰り返すため、操作の変化についていけずに挫折感を味わうことになります。
パソコン操作に苦痛を感じながらも毎日パソコンに向かわざるを得ない状況に、次第にストレスや憂うつを感じるようになり、先ほど挙げたような症状が出てきます。
ひどくなると、デスクに座る、会社に行くと考えるだけで、憂うつになったり、体調が悪くなってしまうこともあります。

テクノ依存症とは?

テクノ依存症とは、テクノ不安症の逆で、コンピューターに対して過剰に適応してしまい、人間関係が煩わしくなって、相手を拒否するような言動をとったりします。
パソコンに没頭するあまり、パソコンがないと不安になったり少しでも邪魔されるとイライラします。
また、現実のコミュニケーションが苦手になって人間関係が悪化したりすることも。そのため、仕事に支障がでる場合も少なくありません。

テクノストレス症候群の対策は・・・?

  • 1時間パソコンを使ったら10分休憩を取るなど、長時間使い続けないようにする。
  • 気分転換を図る、体を動かすようにする。
  • 疲れているとき、体調が悪いときは無理をしない。

テクノ不安症の場合、コンピューターやアプリの十分な研修が必要になります。
また、ストレスをためないように、自分のストレス解消法を考えたり、友人やカウンセラーなど悩みを相談できる人を持ちましょう。
新しいことを覚えるのは誰にとっても大変なことです。自分を追い込み過ぎないようにしましょう。


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