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障害年金を申請してみた! 申請レポートその3

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こんにちは! 中の人Sです。

障害年金のポイントの解説が終わり、最近は私自身が申請したときの体験記で、障害年金申請の流れを解説しています。

申請を考えている人は、こちらからぜひおさらいしてみてください!

体験記を読んでいただくと、申請の具体的なイメージがつかめると思います。

申請を考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

障害年金を申請しよう! その3

大学時代に睡眠障害を始めとする精神疾患を患い、新卒で就職してからも転職や休職を経験。

就労移行支援事業所に通いながら再就職を目指しているところで、職員さんから障害年金について教えてもらい申請を決意。

初診の病院に問い合わせてみたり、主治医やカウンセラーに相談したりとかなり行動が続きますので、精神疾患を患っている方にはハードで諦めてしまうことも。

障害年金申請の10ステップ(おさらい

1)障害年金についての情報収集を始める(その1)

2)初診の病院に連絡をして、確認をとる(その1)

3)主治医やカウンセラーに相談(その1)

4)申請手続き開始。年金事務所に行き、年金受給資格を満たしているか確認(その2)

5)病歴・就労状況等申立書を完成させる(その2)

6)病院からヒアリングを受ける(今日はここから!)

7)初診の病院に行き、受診状況等証明書を書いてもらうよう依頼する

8)初診より1年6か月時の病院に診断書を書いてもらう

9)現在の病院から診断書をもらう

10)資料を年金事務所に提出

障害年金の申請ステップは以上の10ステップでした。

一歩目のアクションで何をしたか・どういったアクションが必要だったか、時間を置いてアクションを再開したときのことは、前回の記事で確認してみてくださいね。

6)診断書作成のためのヒアリングを受ける

障害年金について知って半年、通院先に相談して年金事務所からの書類を作成して約1ヶ月ほどで、病歴・就労状況等申立書が完成しました。

この書類が完成したことで、診断書を作成するためのヒアリングを受けることができるようになりました。

私の場合、担当は病院のケースワーカーさんでした。

聞かれた内容は、生育履歴や、日常生活の状況や能力に関して。

日常生活に関しては、

・食事をとれているか

・他人とのコミュニケーションは円滑に取れているか

・金銭は問題なく管理できているか

などが聞かれます。

申立書をどのくらい具体的に書くかによってヒアリングの分量も変動するそうです。

私の場合は申立書に詳細に記述していたので、ヒアリング自体は一時間程度で終わりました。

申立書に詳細を記述できなかった場合や、長い文章を書くのが苦手な場合は、ヒアリングを何回かに分けてケースワーカーと一緒に申立書を仕上げていく、という方法もあるようです。

ここでも過去の事実、嫌なことを振り返るため、精神的な負担はかなり大きくなります。

体調を崩しすぎてしまわないように、ケースワーカーや主治医、カウンセラーといった方々ともしっかりコミュニケーションを取りましょう。

7)初診の病院へ行って、受診状況等証明書の記入を依頼する

ヒアリングが終わると、現在通っている病院が診断書を作成してくれます。

診断書の作成には数週間かかるので、完成を待つ間に、初診の病院へ行き「受診状況等証明書」を書いてもらいに行きます。

この書類は、初診日を確定させるのに必要な書類です。

私の場合、カルテが残っているか確認した病院ですね。

まず電話でアポイントを取ります。

この病院は神経科であり、ここで「うつ病」と診断されていたわけではありません。

不眠の症状が出て睡眠薬を貰いに行っていた程度だったので、電話で連絡をしたときは書類作成を渋られてしまいました。。。

しかし実際に病院へ行き事情を説明すると、「2,3日で書き上げるからまた来週来てください」と承諾していただけました!

初診日から時間が経っていましたが、電子カルテに精神的な落ち込みに至るまでの経緯が記されていて、その詳細も証明書に記載していただけました。

この点とても助かりました。

のちの書類申請がスムーズにいったのは、初診の病院でのこの詳細な記述のおかげかもと思います。

 

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