学生時代までは実家暮らしだったので、起こしてくれる人がいた。
でも、就職を機に一人暮らしを始めたら誰も起こしてくれるはずもなく、遅刻続き・・・。
上司に何度も注意されているのに、どうしても起きられない・・・。
このままでは仕事をクビになってしまうかもしれない・・・!
そんな朝起きられないことに、危機感を持っている人もいるのではないでしょうか?
発達障害を持つ人の中には、睡眠障害を持っている人も少なくありません。
目次
発達障害の人は、睡眠障害を併発していることが多い!
ADHDや自閉症スペクトラムを持つ人には、睡眠障害を持っている人が多くいます。
夜、寝ようとしてもなかなか眠れない・・・。
そのため朝は起きれず、寝不足でだるかったり、頭痛などを伴うことも。
このような場合、無理に早寝早起きをして治そうとしても、逆に体調を崩してしまうこともあるので、自分で判断するのではなく、医師に相談してみましょう。
ADHDや自閉症スペクトラムの人は、行動の転換がニガテです。
また、発達障害の人は、集中しやすいため夜更かしが続いてしまい、生活リズムが崩れてしまってなかなか眠れなかったり、なかなか起きれないという睡眠障害になりやすいようです。
明日からできる朝寝坊しないための4つ対策
1.朝やることはなるべく少なくする
次の日に必要な持ち物は全部バッグの中に入れていく、着ていくものを準備しておく・決めておく、朝食はすぐに食べられるものを準備しておくなど。
当日の朝になってからバタバタしないように、また布団から起き上がるのに時間がかかっても大丈夫なように前日のうちに準備できることはなるべく前日の寝る前に済ませてしまいましょう。
2.カーテンは開けて寝る
人の体は光を感じると目覚める準備を始めます。
そのため、カーテンを開けて眠りにつけば、朝の光によって目覚めやすくなります。
3.朝方に暖房がつくようにタイマーを設定しておく
寒い冬場の朝は、なかなか布団から出られませんよね。
暖かい布団の誘惑に負けないように、起きる時間に合わせて暖房のタイマーを設定しておきましょう。
部屋の中が暖かければ活動しやすくなるはずです。
4.朝観るテレビ番組を決めておく
自閉症スペクトラムの人には、特に習慣づけが有効です。
毎朝起きたら観るテレビ番組を決めておけば、テレビを付けるという習慣がつき、そのまま活動に入りやすくなります。
まとめ
朝なかなか起きられないという人は多いと思いますが、発達障害を持つ人は特に睡眠障害も併発していることが多くあります。
なるべく朝やることは少なくし、できることは前日に準備しておきましょう。
カーテンを開けて寝るといった方法も効果的です。
ですが、生活リズムが崩れてしまっていては、効き目も薄くなってしまいます。
まずは、同じ時間に布団に入るようにしてリズムを整えましょう。