真面目が取柄で毎日仕事も集中して頑張っているのに、周りからの評価が良くない。
効率が悪いからかなと思っていたけれど、実際はサボっているように思われていた・・・。
など、発達障害の人は、周りから誤解されやすいことがよくあります。
今回はそんな誤解されやすいことと、その対処法についてまとめてみました!
一生懸命やっているのにサボっていると思われていた!
発達障害の人は自分はそのつもりがなくても、周りから誤解をされることが良くあるようです。
発達障害を持つ人は、集中するほどだんだんと姿勢が悪くなってくる場合が多いようです。
また、集中することで表情がなくなってくるため、周りからしたら、“姿勢が悪くぼーっとしている”=“サボっている”ように見えてしまいます。
また、報告や相談など仕事の進捗を話したりしているのを聞いて、上司や同僚は何となくその人の忙しさなどを把握しているところがあります。
ですが、発達障害を持つ人の中には、コミュニケーションがニガテな人もいるので、最低限の報連相で済ませようとして、気付かぬうちに自分の評価を下げてしまっていることも考えられます。
自然に“仕事してますアピール”をしよう!
姿勢が悪くてサボっているように見えるのなら、姿勢に気を付けて仕事が出来ればいいのですが、姿勢を気にしすぎて仕事に集中できないようなら本末転倒です。
となると、姿勢を気にするよりも、ちゃんと仕事が進んでいるということが周りに伝われば問題ありません。
そこで、メモ帳とペンをいつも机の上に置いておき、時系列順にやったことなどを常にメモする習慣をつけましょう。
メモをとっておけば、整理や見返しをする際に便利ですし、パソコンを見ながらペンを持って何かを書いているのであれば、サボっているようには見えないはずです。
それに、メモに仕事の過程や、注意されたこと、指示されたこと、使ったファイル名などなんでもメモしておけば、もしミスがあった際にもこのメモを見ることで原因がわかるかもしれません。
また、ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)を持つ人は、一度仕事を中断すると、復帰にとても時間がかかることがあります。
そういったときにもリアルタイムでメモをとっておけば、状況が把握しやすく、スムーズに仕事に戻れるかもしれません。
他にも、小さなホワイトボードなどで仕事の管理をするのも良さそうです。
今日やるべき仕事を書き出しておき、終わったら消してしまうのではなく、線を引いておくと、周りからも仕事の進み具合がわかりますし、自分の達成感にも繋がると思います。
まとめ
姿勢が悪いなどの問題で、サボっていると思われてしまうのは損ですよね。
自分の予定管理とともに、周りにも仕事が進んでいますアピールができるようにメモ帳やホワイトボードを使うと良さそうです。