日本人の約4割の人は、睡眠時間が6時間未満で睡眠不足に陥っていると言われています。
人によって、必要な睡眠時間はバラバラです。7~8時間の人もいれば、10時間必要な人もいます。
ですが、多くの場合、睡眠時間6時間未満というのは身体にとってリスクになると考えられています。
睡眠不足が続くと、例えば仕事のうっかりミスが増えたり、効率が悪くなってしまったり、ひどくなるとうつ病などの病気に繋がってしまうこともあります。
最近では、睡眠不足について「睡眠負債」という言葉がよく使われています。
目次
睡眠負債とは?
睡眠負債とは、本来その人が必要とする睡眠時間の不足分(=負債)を意味します。
負債が膨らんでいくと、うつ病や深刻な病気に繋がる恐れがあります。
では、どうやって睡眠負債を返済していけばいい?


でも、平日は忙しくてなかなか十分な睡眠時間を確保できないという人も多いんじゃないかな?
土日にまとめて睡眠負債を返すということならできそうだけど・・・。
実際、そういう人も少なくないと思うんだ。
でも、例えば、平日は5時間しか寝ていないのに、土日は12時間も寝たら生活リズムが乱れてしまうから、あまりオススメはできないよ。
それに、寝だめでは質のいい睡眠を取れないから結局のところあまり意味がないんだ。


ちょこっと昼寝は効果アリ
午後になると、いつも睡魔と戦っているという人もいるのではないでしょうか。
そんな時は、もし可能であれば、5~15分くらいのお昼寝をはさむと、頭がすっきりします。

朝起きたらしっかりと太陽の光を浴びる!
メラトニンという眠りを誘う睡眠ホルモンというものがあります。
朝、起きて太陽の光りを浴びると、大体14~16時間後くらいにメラトニンの分泌が活発になるそうです。
つまり、朝起きて太陽の光りを浴びることで、夜自然と眠りにつきやすくなるのです。
また、メラトニンの分泌には光の強さも関係しているそうです。
パソコンや携帯からはブルーライトが発せられています。
このブルーライトはメラトニンの分泌を抑制する働きがあります。

他にも、お風呂に入るのは布団に入る1,2時間前がベストだそうだよ。
体温が下がってくると眠気が強くなるんだって。

まとめ
必要な睡眠時間というのは人それぞれですが、睡眠時間が6時間未満の日が続くと、身体にとってリスクになりえます。
足りない睡眠時間が負債となって膨らんでいってしまうと、うつ病などを招いてしまうかもしれません。
睡眠負債を返済していくには、週末に寝だめするよりも、日頃から睡眠時間をしっかり確保することが一番です。