「不安な気持ちに対処するコーピング講座」では、ストレスの仕組みやそれに対処するコーピングについて、紹介していきます。
自分が今抱えているストレス・不安に立ち向かえるように、一緒に学んでいきましょう。
目次
問題焦点型コーピング
コーピングにも、「問題焦点型コーピング」と「感情焦点型コーピング」の2種類あります。
まず、問題焦点型コーピングとは、ストレス反応を引き起こす「ストレッサー」自体に働きかけるものです。
例えば、職場でのストレスがストレスになっていたとします。
そこで、原因となってる仕事内容や人間関係、仕事量などを減らしてもらうとう直訴したりすることです。
「ストレッサー」を根本から解決するためのコーピングが問題焦点型となります。
感情焦点型コーピング
一方、感情焦点型のコーピングとは、悲しみ、苦しみ、怒りなどのストレス反応に目を向けて、それを緩和するものです。
特に、仕事関係だと上司に直訴するなどは難しい場合も多いでしょう。
自分の力での根本的解決が難しい場合に有効なのが、こちらのコーピングです。
「カラオケでストレスを発散する」「同僚に愚痴を聞いてもらう」「好きな音楽を聴く」などです。
バランスよく取り入れよう!
一見、ストレスを根本から解決する問題焦点型のほうが有効に思えるかもしれません。
しかし、問題商店型ばかりをしていると、周囲から「面倒だな」と思われかねません。
些細なことでも解決しようとせずにいられない人になると、そのこと自体が結局自分を苦しめてしまうことにもなります。
ただ、感情焦点型ばかりでも環境は改善しないままになってしまいます。
どちらのコーピングもバランス良く行っていきましょう!
まとめ
今回の「不安な気持ちに対処するコーピング講座」では、
・問題焦点型コーピング
・感情焦点型コーピング
・バランスよく取り入れよう!
を学びました!
自分が行っているコーピングが、問題焦点型なのか感情焦点型なのか理解し、バランスよく取り入れていきましょう。