適応障害とは、環境の急な変化によるストレスなどで、心が不安定になってしまったり、頭痛、吐き気などの症状が現れてしまう病気のことを言います。
仕事がストレスの原因となり、適応障害を発症してしまった人も少なくありません。
そこで、今回は適応障害になりやすい人の特徴や、適応障害の人が向いているお仕事などをまとめてみました!
目次
そもそも適応障害とは・・・
適応障害とは、環境変化などのストレスに適応できずに起こる心の病気のことです。
適応障害には、特定の症状というものはありません。
適応障害の場合、原因と考えられるストレスから3か月以内に発症します。
そしてその原因が取り除かれると6ヶ月以内に症状はなくなります。
ですが、もし原因を取り除いてから6ヶ月を超えても症状が続いている場合は、うつ病など何か他の病気を発病したと考えられます。
例えば、仕事がストレスの原因となっている場合、
- 毎日会社に行くのがつらい
- 仕事が手につかない
- 体調が悪くなり、欠勤が続く
などの症状が出ますが、会社を出てしまえば本来の調子を取り戻すことができます。
適応障害になりやすい人の特徴
以下のような性格の人が適応障害になりやすいと言われています。
- 真面目な完璧主義者
- 心配性
- 責任感が強い
- 頼みごとをされたら断れない
- 周りの目を気にしてしまう
適応障害から抜け出すためには、そのストレスの原因となることから離れることが一番です。
例えば、仕事がストレスの原因になっているようならば、無理してその仕事を続けても症状が悪化してしまうばかりか、他の病気を発病してしまうこともあります。
「仕事をそんなに簡単にやめられない!」という気持ちはあると思いますが、思いきって仕事をやめることも自分を守るための一歩です。
適応障害の人が向いている仕事は?
適応障害の人は、ストレスを感じやすいという特徴があります。
対人関係がストレスとなることも多いため、チームで仕事をするというよりは、一人で黙々と取り組める仕事のほうが向いています。
また、気配り上手でもあるため、裏方の仕事やサポートする仕事が向いています。
営業やノルマのある仕事は向いていないでしょう。
向いている仕事
- 一人で黙々と取り組める仕事
- 裏方やサポートをする仕事
- ノルマなどのない仕事
- WEBデザイナー、プログラマー
- 事務職
- 物流系ドライバー
- 警備員
- 工場などの作業員
- フリーランス
- 自営業など
反対に向かない職種としては、以下のものがあげられます。
向いていない仕事
- 営業職
- 接客業
- コールセンターなど
まとめ
適応障害はその原因となるストレスを取り除けば、体調は回復に向かいます。
ストレスを取り除くと言ってもそう簡単に取り除けなかったりもするかと思いますが、そのままにしておいても症状は悪化する一方です。
まずは、自分の健康を第一に考えることが大切です。