前回の記事⇒家庭内のDV!子どもに大きな影響が・・・!
今回は、日本人に多いと言われている対人恐怖症についてまとめてみました!
実は対人恐怖症、10人に1人かかると言われているそうです・・・。
目次
対人恐怖症とは?
対人恐怖症とは、「周りの人から自分がどのように見られているか」を気にして、対人関係に強い不安を感じる症状のことです。
10人に1人はかかると言われていて、特に日本人に多く見られます。
集団行動を重視する日本の社会の在り方が影響しているのかもしれません。
こんな症状が出始めたら要注意・・・!
初期症状として、学校や職場の知り合いと話すときにも緊張してしまったり、相手の視線が気になってしまうなどの症状がでてきます。
その後は、緊張して顔が赤くなったり、汗をかくようになる、大勢の前で話すときに頭が真っ白になります。
そんな自分の様子を見られるのが「恥ずかしい」と感じるようになります。
このような症状で日常生活や、対人関係に支障が出始めると、対人恐怖症の疑いがあるかもしれません。
対人恐怖症の主な症状
対人緊張
相手の存在を強く気にしてしまい、緊張や苦痛を感じて疲れてしまう。
自分以外の人は仲がいいように思い、孤立感を感じてしまう。
赤面恐怖
異性やニガテな人の前に立つと顔が赤くなってしまう。
顔が赤くなるのが恥ずかしいので人が集まるところなどを避けるようになる。
電話恐怖
周りの人に聞かれていると思うと、職場で電話を取ることができない。
電話が鳴るとドキドキしてしまい、電話に出ても緊張で言葉が出ない。
スピーチ恐怖
会議などでスピーチをする際に緊張して声が震えたり、頭が真っ白になる。
他の場面ではほとんど不安を感じない人が多いのも特徴です。
会食恐怖
食事をしているところを他人に見られると緊張して食べることができない。
自分のたてる音が気になってしまう。
震え恐怖
司会や発表をしなければいけないときに、緊張して手足が震えてしまう。
笑顔恐怖症
自分の笑顔が引きつっていないか、歪んでいないか、そのために相手に変に思われていないかひどく恐れてしまう。
予期恐怖
発表などをしなければならないときに、「緊張したらどうしよう」、「うまく出来なかったらどうしよう」と考え、憂うつになってしまう。
その他にも、多感恐怖(緊張して汗を異常にかく)、醜形恐怖症(相手に自分の容姿が醜いと思われているのではないかと恐れる)、視線恐怖(相手の視線を異常に気にする)など様々な症状があります。
まとめ
大勢の人の前で発表するのは誰でも緊張することだと思いますが、異常に緊張を感じてしまうとそれは対人恐怖症と言えます。
対人恐怖症の疑いを感じたら、早めにメンタルクリニックなどを受診することをおすすめします。