「最強のコーピング マインドフルネス」では、コーピングの中で最強と言われているマインドフルネスを紹介します。
マインドフルネスとはどういうものなのかの考え方や具体的な実践方法を見ていきます。
葉っぱのワーク
自動思考が浮かんできたときのワークです。
「何をやってもうまくいかない」「自分ばっかり」「もう嫌だ」など、こんあ自動思考が頭に浮かんできた時は、自動思考に対するマインドフルネスをしてみましょう。
想像してみてください。
あなたの前には川が流れています。大きな川で流れもゆったりとしています。そこに葉っぱが1枚ずつ流れてきます。
そこで、少しだけ自動思考に注意を向けましょう。
頭に思い浮かぶ言葉やイメージを一つ一つの葉っぱにのせていきます。
一枚の葉っぱにのせる自動思考は必ず一つ。
葉っぱは川が流してくれるので、段々と小さくなり、最後には見えなくなっていきます。
自分の意志で葉っぱを流すのではないということが大切です。
ストレス反応だけでなく、思い浮かんだもの全てをのせていくことがポイントです。
「会社に行きたくないなぁ」「今日の夕飯は何だろうな」「でも、休んだら上司に怒られる」「週末に友人と会うんだっけ」
すべてを葉っぱと一緒に流していきましょう。
回転ずしのワーク
葉っぱのワークと同様に、自動思考に対するワークです。
川の流れのかわりに、グルグル回る回転ずしを想像してください。
お皿にお寿司はのっていません。それは、自分の自動思考をのせていくためです。
最初に、回転ずしの椅子に座って、目の前に白い皿が流れていくことをイメージしてください。
このイメージをしっかり保つことがポイントです。
そして、自分の自動思考に注意を向け、それを自分でキャッチしたあとお皿にのせていきましょう。
のせたお皿は、奥に消えていきます。これを続けていきましょう。
この種類のワークは雲や工場のベルトコンベアーなど様々あります。
共通しているのは自動思考が勝手にさっていくということです。
ゆったりと流れていくものを想像してやってみましょう。
まとめ
今回の「最強のコーピング マインドフルネス」では、自動思考に対するものとして、
・葉っぱのワーク
・回転ずしのワーク
を学びました!
頭に思い浮かぶ自動思考を、流れていくもの上にのせて流していきましょう!