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電話が鳴ると不安や恐怖が襲ってくる・・・いったいなぜ?電話恐怖症の症状とその原因まとめ
前回の記事⇒ 「仕事の電話はニガテ・・・」という人はかなりおおいのではないでしょうか? その“電話がニガテ”が日常生活にも支障をきたすようになると、それは「電話恐怖症」かもしれません。 目次 電話恐怖 ...
「電話を取るのが怖い・・・」という電話恐怖症。
電話を取れない・掛けられないという状況だと、仕事にも支障がでてきてしまいますよね・・・。
そこで、今回は電話恐怖症の改善方法についてまとめてみました!
電話恐怖症の恐ろしさ・・・様々な精神疾患との併発もありえる!
うつ病との併発
電話恐怖症から人と接するのが怖くなり、だんだんと人を避けるようになってしまうこともあります。
そして、家にひきこもってしまうこともないとは言い切れません。
ひきこもりがひどくなって、ネガティブ思考になったり、自分を追い込んでしまうことも考えられます。
統合失調症との併発
電話恐怖症の症状を何もせずに放っておくと、不安や恐怖がひどくなってしまいます。
のちに幻覚がみえるようになったり、「みんな私のことを嫌っている」などと妄想がひどくなったり、人の意見を受け入れられなくなってしまうこともあります。
このような症状を統合失調症と言います。
分裂病との併発
「みんな私の電話の内容を聞いている」という妄想から、徐々に「みんな私のことをバカにしている」などと妄想が酷くなり、そういったストレスから逃れようと知らぬ間にもう一人の人格の自分を作り出してしまいます。
この症状を分裂病と言います。
分裂病を発症してしまった場合は、自分の意志で治療するのはかなり難しくなってしまいます。
この場合は、精神科などの専門医に診てもらい、長期の治療が必要になってきます。
電話恐怖症を改善していくためには・・・
“数をこなして慣れる”はNG!
電話恐怖症の場合、慣れることが出来ないから困っているわけです。
そのため、数をこなしていっても、不安や恐怖の症状がよりひどくなってしまいます。
電話の受け応えをマニュアル化する!
仕事の電話の場合、だいたい同じパターンが多いと思います。
なので、「○○のことを聞かれたら××に繋ぐ」などマニュアル化しましょう。
また、わからないことを聞かれたら、要件、相手の名前などをメモしておき、あとはわかる人にパスしてしまいましょう。
考え方を変える!
「みんな私の会話を聞いている・・・」と思うと、緊張が増してしまうのは誰でもあることだと思います。
しかし、職場ではみんな仕事をしています。
だからあなたの会話を一言一句聞いている人はいないのではないでしょうか?
それに、敬語は誰でも間違えてしまうものです。
言葉に困ってしまったり、噛んでしまうことも誰にでもあります。
こちらから電話を掛ける場合は・・・
伝えたいことをメモにしっかり書き出しておきましょう。
敬語をうまく使えなくても、伝わればOKです。
それに電話は声しか聞こえないので、“素早く簡潔”に伝えるというよりは、“ゆっくり確実に”伝えるほうがいいのです。
そのため、電話時は焦らず、ゆっくりめの話し方で大丈夫です。
電話恐怖症改善のポイント
電話恐怖症になりやすい人は真面目な性格の人が多いです。
そのため、「なんでもしっかりやらなくちゃ!」と思いがちな部分があるかもしれませんが、すべて完璧にこなそうと思うとあなた自身が疲れてしまいます。
失敗しても大丈夫と、少しリラックスしてみましょう。