仕事以外にも、ADHDの人が困ることは普段の生活の中にもあります。
そこで、今回はADHDの人が日常で困ることについてまとめてみました!
目次
毎日の家事がうまく出来ない!
ADHDの人は、物事を継続させることがニガテです。
例えば、毎日の家事。
家事って、出来て当たり前と思われがちですよね。
「やらなくちゃ」と思ってはいるものの、ADHDの人にとって毎日家事をやるというのは大変なことです。
そのため、毎日の家事がストレスになってしまうことも少なくありません。
「やらなくてはいけないことなのに、それができない」
「みんなが当たり前にやっていることができない」
などと、自己嫌悪に陥ってしまい、うつ病を引き起こしてしまうこともあります。
そして、「日々の生活を楽しめない」とどんどん自信をなくしてしまい、悪循環になってしまいます。
ADHDの人は、物事を「好き」か「嫌い」で考えてしまいます。
自分の「好き」なことは優先して、「嫌い」なことは後回し。
だから、バランスよく生活するようにと、“生活すること”に体力を使ってしまいます。
片づけがうまく出来ない!
ADHDの人は、片づけがニガテです。
整理整頓から食事の後片付けまで、一連の片づけ作業がニガテでどこから手を付けていいのかわからなくなってしまいます。
部屋が散かっていることで、必要なものが見つからなかったり、散かっているのはわかってはいるのにそれができない自分に「なんて自分はダメなんだ・・・」と思ってしまいます。
片付けができないことで、家族関係が悪化してしまったり、ストレスになってしまうこともあり、精神的に疲れてしまうことも。
金銭管理がうまく出来ない!
ADHDの人は、衝動的な行動にでる傾向があります。
そのため、買い物に出かけると衝動的にたくさん買ってしまうこともあります。
本当に必要なものは後回しになり、目の前のほしいものを買ってしまいます。
計画的にお金を使うこともニガテなので、クレジットカードの請求が追いつかず、自己破産してしまうこともあります。
貯金もニガテで、先のことを考えてお金を貯めておくということができません。
先の計画を立てられないので、無理な住宅ローンを組んでしまうこともあります。
まとめ
「できて当たり前」と思われがちな普段の家事ですが、簡単なことではありませんよね。
ですが、ニガテなところは家族にサポートしてもらったりして、もう少し肩の力を抜いて生活できるといいですね。
一人で抱え込まないようにしましょう。