
「人前に出るのが苦手…」
「人がいるところで何かをするのが苦手…」
そんな風に感じている人は意外と多いものです。
なぜ「人が怖い」と感じてしまうのでしょうか?
社交不安症は、子どもや若者だけでなく、大人でもつらい思いをしている人が大勢いる病気です。
「社交不安症ってどんな病気?」では、社交不安症の全体像から、症状、不安の軽減法などについて、詳しく解説していきます。
第24回は、「生活の中で心がけたいポイント…⑤ 家事のススメ」の続き、「マインドフルネスで心を開放する」についてみていきます。
目次
マインドフルネスで心を開放する
「マインドフルネス」とは、過去を悔んだり未来を思い悩んだりすることをやめ、「今」、「ここ」にいる自分に集中する心の状態を目指すこと。
社交不安症など、不安症の解消に高い効果を発揮します。
不安は頭の中でつくられる
「不安には実体がない」というと、そんなことはないと思うかもしれませんが、
「前回のミスを繰り返すかもしれない」
など、不安には明らかに要因があるように見えるでしょう。
しかし、不安の本当の元は、
「○○かもれない」
という不確実さです。
過去の経験から、頭の中でシミュレーションをするために、不安が生まれるのです。
「今」の自分に心と感覚を向ける
一方、「今」というこの瞬間は、不確実さのない現実です。
マインドフルネスでは、過去や未来の不確かさではなく、「今」に集中します。
「今」を一生けん命に生きるよう意識し、ストレスを緩和して、不安をやわらげることを目指します、
「今」「ここ」からは不安が生まれない
悩みや不安は、ネガティブな予測や考え方から生まれます。
過去や未来を意識することが不安の原因になるのです。
過去
過去は変えられないために、起こってしまたことや自分の行動を悔み、思い悩む原因に。
未来
どうなるか分からないため、社交不安症のある人は、いくらでも悪い予測を立ててしまいがち。
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不安の元になる
「あのとき、こうしていたら」「この先、こうなるかもしれない」など、不確実なことや、ネガティブな予測が不安や悩みを生み出します。
今
自分の現状を意識することは、あまりありませんが、「今」「ここ」にこそ注目しましょう。
不確実さがない
今、この瞬間は、「後悔のもとになる過去」でも、「不確かな未来」でもありません。
ただ現実があるだけです。
不安をやわらげる効果がある
「今」に目を向けるマインドフルネスには、いくつかの方法があります。
取り組みやすい方法で行い、大地に根をおろしたように自分を支えましょう。
呼吸法
マインドフルネスの第一歩となるのが、複式呼吸です。
ゆったりとした気持ちで、呼吸に集中することで、今意識を向けます。
座って取り組むマインドフルネスめい想
座ってじっくり取り組むマインドフルネスめい想は、慣れると高い効果を実感できます。
日常で取り組むマインドフルネス
呼吸法、めい想に慣れてきたら次に行いたいマインドフルネスです。
日常生活で、今のこの瞬間、自分がしていることに集中し、意識を向けるようにします。
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次回、「マインドフルネス…① 呼吸法」へ続く。
