
「人前に出るのが苦手…」
「人がいるところで何かをするのが苦手…」
そんな風に感じている人は意外と多いものです。
なぜ「人が怖い」と感じてしまうのでしょうか?
社交不安症は、子どもや若者だけでなく、大人でもつらい思いをしている人が大勢いる病気です。
「社交不安症ってどんな病気?」では、社交不安症の全体像から、症状、不安の軽減法などについて、詳しく解説していきます。
第25回は、「マインドフルネスで心を開放する」の続き、「マインドフルネス…① 呼吸法」についてみていきます。
目次
マインドフルネス…① 呼吸法
いつでも、意識していなくても私たちは呼吸しています。
呼吸に意識を向け、よりリラックス効果の高い呼吸法を身につけることが、マインドフルネスの第一歩です。
呼吸はマインドフルネスの基本
呼吸は、心身の状態と深く関わっています。
おなかを使う複式呼吸はリラックス効果が高く、マインドフルネスをはじめ、さまざまなリラクゼーションの基本です。
いつでも、どこでも出来るリラックス法としてマスターしておきましょう。
呼吸が体を変える
呼吸は生きるために欠かせないいとなみで、私たちが意識する以上に体の状態とかかわっています。
通常は胸式呼吸をしている
ほとんどの人は、息を吸う時、胸を膨らませる「胸式呼吸」をしています。複式呼吸に比べて呼吸が浅く、回数も多いのが特徴です。
▼胸式呼吸をしていると…
- 体温……低い
- 心拍数…高い
複式呼吸を意識すると
おなかを大きく使って深く息をするのが腹式呼吸です。胸式呼吸に比べて酸素を取り込む効率がよくなり、ゆっくりした呼吸になります。
▼腹式呼吸をしていると…
- 体温……高い
- 心拍数…低い
【!】体が自然にリラックスモードになる
複式呼吸をマスターしよう
最初は仰向けになって、意識しておなかを動かします。
慣れると、どこででもできるようになります。
腹式呼吸をするだけでもリラックス効果があります。
① まず、息を吐きだす
口をすぼめて、おなかをへこませながら、ゆっくりと息を吐きだします。
② 鼻から息を吸う
おなかを膨らませながら、体の隅々までをいたわるようにゆっくりと息を吸い込みます。
①と②を繰り返します
立ってもできる
慣れてきたら、いろいろな姿勢でできるようになります。電車の中など、口から吐く息がためらわれるなら、鼻から吐いてもOKです。
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次回、「マインドフルネス…② めい想」へ続く。
