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自分のことなのに記憶がない…自分の感覚がなくなる解離性障害とは?【解離性障害の7つの症状と特徴】

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“解離性障害”という名前を聞いたことはありますか?

“解離性障害”とは、何かがきっかけで自分自身のコントロールが出来なくなってしまう精神疾患のこと。

一概に“解離性障害”と言っても、その症状は様々です。

今回はそんな“解離性障害”の症状をまとめてみました。

目次

解離性障害とは?

解離性障害とは、簡単に言うと、「自分が自分である」という感覚が失われた状態のこと。

一時的に記憶がなくなったり、感覚がマヒした状態になります。

別の人格が現れる多重人格障害などは代表的なものです。

「自分の感覚がない」というのは、一時的なものであれば健康な人にも起こりうるものです。

ですが、症状が長期的なものであったり、深刻になって日常生活に支障が出てくると、それは解離性障害と言えるでしょう。

解離性障害の主な症状は?

1.解離性健忘

ストレスや心の傷が原因で記憶を失う状況のことを言います。

多くは、数日で記憶が戻りますが、長期に及ぶ場合もあります。

解離性健忘は若い女性に多いといわれていています。

解離性健忘には3つのタイプがあります。

  1. 極限性健忘:数時間~数日くらいの短期間記憶を失う。
  2. 全般製健忘:今までの記憶を一切失う。
  3. 選択的健忘:自分が思い出したくないイヤな記憶だけを失う。

2.解離性とん走

職場や学校、家庭内の強いストレスにより、突然失踪して、新たな生活を始めることもあります。

一定の期間、または、すべての記憶を失うことも多くあり、本人にとん走の記憶はありません。

3.カタレプシー

体が硬くなって、動かなくなってしまいます。

4.解離性昏迷

意識はあるのに、音や光に対しての反応が弱くなったり、欠如します。

体を動かしたり、言葉を発することはほとんどありません。

5.離人症

自分が自分であるという感覚がなくなり、自分自身を遠くから眺めているような感じがすることです。

6.解離性同一性障害

いわゆる多重人格障害のことです。

本人ではない別の人格が現れる状態のことで、複数の人格を持っていることもあります。

それらの人格は交代で現れ、それぞれ別の人格の時の記憶はないことが多くあります。

7.子供時代にみられる解離現象

小さい子どもが“見えない友達”と話をしている、というのを聞いたことはありませんか?

これは、子どもをストレスから守ったり、人とのつながりを求めているときに現れるといわれています。

成長とともに“見えない友達”は、消えていくと言われていますが、大人になって再び現れることもあるようです。

ですがその場合、強いストレスを抱えている可能性があるため治療が必要になってくることもあります。

解離性障害の症状まとめ

解離性障害といっても様々な種類がありましたね。

共通している点は、自分自身をコントロール出来ないということ。

自分自身をコントロール出来ないということは、状況においてはかなり危険な可能性もあります。

何か気になることがあればお医者さんに診てもらうことをおすすめします。


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