アスペルガー症候群の人には、自分のルール・やり方というものがあります。
そのルールに沿って物事を進めたいため、急な変更などに対応することはニガテです。
また、アスペルガー症候群の人は会話のキャッチボールがニガテな人も多いようです。
そこで、今回は、アスペルガー症候群の人が仕事で困ること②をまとめてみました!
目次
アスペルガー症候群の人が仕事で困ること
自分のルールが絶対!
アスペルガー症候群の人には、自分のルールがあります。
そのルール通りに物事を進めたいため、時に自分のルールを周りの人に押し付けてしまうこともあります。
そこで、自分のルールを否定されたり、違うやり方をされてしまうと、急に大声で怒鳴ったり、パニックになってしまうこともあります。
そのため、「よくわからない人」と周りから、距離を置かれてしまい、孤立してしまうことも少なくありません。
「今日はこのように活動しよう」という予定が本人にはあるため、急に予定を変更されてしまうと、どうしていいのかわからなくなってしまうのです。
簡単な変更でも、アスペルガー症候群の人には理解できない・受け入れられないことがあります。
ですが、順序立ててわかりやすく説明すれば、本人も理解することができます。
アスペルガー症候群の人は、変化に対応することがニガテですが、全く対応できないというわけではありません。
変化に対応するのに時間がかかってしまうだけです。
コミュニケーションがニガテ
相手の話を聞くのがニガテ
アスペルガー症候群の人は、相手の話を遮って一方的に話し込んでしまうというイメージが強いかもしれません。
アスペルガー症候群の人は話し出してしまうと止まらなくなってしまうので、会話のキャッチボールがニガテです。
というのも、相手の話を聞くということがニガテなため、つい自分の話ばかりしてしまうのです。
思ったことをストレートに言いすぎてしまう
アスペルガー症候群の人は、自分の思ったことをそのまま口に出してしまいがちです。
そのため、言い方がきつくなってしまうこともあったり、周りから敬遠されてしまうこともあります。
日本人はあまり物事をはっきりと言わないことが多くありますが、その曖昧な表現がアスペルガー症候群の人には理解できません。
アスペルガー症候群の人は思ったことははっきりと伝えますし、逆に伝えないことが嘘をついているように本人は感じてしまうようです。
ただ、相手に悪いなと思ったときは、本当のことは言わないこともあります。
また、自分の興味のないことには、嘘をついたり、適当な返事をすることもあるようです。
これは、アスペルガー症候群ではない人と同じですね。
ですが、嘘をつくことで対人関係や仕事でスムーズにいくこともありますが、逆にトラブルの原因になってしまうこともないとは言い切れません。
まとめ
アスペルガー症候群の人は物事の変化に対応するのがニガテですが、時間がかかってしまうだけで全く対応できないわけではありません。
また、一方的に話をしてしまったり、物事をストレートに言ってしまうこともありますが、本人に悪気があるわけではありません。