発達障害を持っている人の中には、物音に敏感だったり、ざわざわしているところがニガテという人も少なくないのではないでしょうか?
このようなストレスを感じる職場環境ならば、仕事を続けることが難しくなってきてしまうかもしれません。
ですが、自分の障害特性についてどこまで伝えるべきかわからない・・・という人もいるはず。
今回は、発達障害の人が就職活動の際に気になることを2つ取り上げてみました。
自分自身の特性について、どこまで会社に伝えるべきですか?
仕事に影響のあることや、配慮の必要なことは必ず伝えましょう。
仕事に影響の出るものとして、通院が考えられます。
これは、面接の時に必ず聞かれる質問のひとつでもあります。
勤務時間内に通院が必要な場合は、会社の承認を得るためにひと月あたりの通院回数と、通院に必要な所要時間を伝えましょう。
また、発達障害を持つ人の中には、ざわざわしているのがニガテという方もいると思います。
視覚過敏、聴覚過敏がある人は、それも伝えるようにしましょう。
ですが、日常や職場で発生しないような大きな音がニガテという場合は、特に伝える必要はありません。

集中力が続きません。集中力を必要としない仕事に就けますか?
集中力が続かない原因は何でしょうか?
発達障害を持っている人の中には、集中力が続かないという人が少なくありません。
ですが、いろいろなタイプがあります。
ADHDを持っている人は、周りの刺激に影響されやすく、ひとつの作業に集中して取り組むことがニガテな傾向にあります。
その場合、黙々とたくさんのデータを入力するような仕事は向いていないと言えるでしょう。
このように、自分がニガテなことはなるべく避けて、比較的自分が得意と思えることを仕事にしてみるとよさそうです。
体力に自信がある人は、体を動かすような仕事、人と接することが好きな人は接客の仕事などで活躍しています。
採用面接の際に、配慮してほしいこととして、作業環境のことを伝えるといいでしょう。
人の出入りが激しいドア付近の席より、比較的静かな席の方が落ち着いて仕事に取り組めると思います。
発達障害の方の中には、物音などに過敏な人もいると思うので、そういった人も静かな席を希望するようにしましょう。

まとめ
発達障害を持つ人でも、タイプは様々で、苦手なことも人それぞれだと思います。
仕事に影響が出てくるようなことは、必ず伝えるべきですし、心配だと感じることも前もって伝えておけば、安心して仕事に取り組むことが出来ると思います。
