突然ですが、あなたにとって「幸せ」とはなんですか?
- お金持ちになること
- 玉の輿にのること
- 幸せな結婚をして子供を育てること
- 大きな会社に入って安定した職があること
- 商売やスポーツで大成功して有名になること
これらの目的は達成すると嬉しいものです。
しかし、「自己肯定感」が低いと、これらの目的を達成しても幸せを感じられません。
一次的には嬉しいかもしれませんが、喜びが長続きしないのです。
「自己肯定感を高めて人生をもっと楽に!」では、自己肯定感とうまく付き合う方法を身につけ、幸せな毎日を過ごすための方法をご紹介していきます。
第25回は、「自己肯定感を一瞬で高めるには…②」の続き、「自己肯定感を一瞬で高めるには…③」を解説していきます。
自己肯定感を一瞬で高めるには…③
これまで自己肯定感を「自己肯定感の木」に例えてご紹介してきましたが、皆さんが一番知りたいのは、
その方法だと思います。
もし、あなたが
「何が原因か分からないけど、モヤモヤした気持ちがきえない」
と悩んで、
と自己否定し始めていたとしたら、ちょっと深呼吸してみてください。
元気がある日もあれば、ない日もあるのが人間です。
大切なのは、
「落ち込んでしまう時があってもいい」
と自分にささやいてあげることです。
そして、自己肯定感を取り戻すための「小さなコツ」を身につけておくこと。
ここから、「自己肯定感を一瞬で高める方法」をご紹介しますが、どれも今すぐ簡単にできるものばかりなので、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
【4】少しだけ歩く
仕事が大量に残ってしまい、先が見えずに焦りが募るばかり…。
ふとジュースを買いに自動販売機へ行き、戻ってみると心が落ち着いて、やる気が回復。
友だちとカフェで会話。
共通の友人のネガディブな愚痴話の途中、トイレに中座し、戻ってきた時に、「そういえばこの前、あの温泉に行ってさ~」と、急に違うことを思い出してポジティブな会話に切り替わる。
少しだけでも歩くことが脳にいいことは、脳科学でも実証されています。
スタンフォード大学の研究では、歩いている人の方が平均で60%思考能力がアップする事が分かっています。
それは、外でなくても室内を歩いても十分効果があるそうです。
人は歩くと脳からセロトニンという物質が分泌され、爽快感や不安解消・多幸感を生み出します。
物事に行き詰まった時など、気晴らしに少しだけ歩くと、意欲が向上し、思考力が増します。
自己肯定感が低下していても、ネガディブな思考を意識的にリセットすることができるのです。
「なんで?」
と悶々と悩み初めてしまった時は、とにかく少しだけでもいいので歩いて気持ちを切り替えましょう。
「少しだけ歩く」を習慣化するだけで、自己肯定感の低空飛行に陥らず、
「これから楽しい!」
という気持ちも湧いてきて、あなたの悩みが一瞬で小さくなります。
【5】「私ってイイ人!」と思って挨拶
自己肯定感が低下していると、誰かと会う時に、
「もしかしたら、嫌われているかもしれない」
など、「自分は人から認めてもらえていない」という思い込みに囚われてしまいがちです。
そういう時は、「返報性の原理」を使いましょう。
「返報性の原理」とは、
お返しをしなければならないという感情を抱く
という心理です。
そして、
と自分を肯定しましょう。
ネガディブな感情を抱く人に会う時に、
- (私ってイイ人!)「おはようございます」
- (私ってイイ人!)「本日もよろしくお願いします」
- (私ってイイ人!)「こんにちは!」
- (私ってイイ人!)「お時間を作っていただき、ありがとうございます」
と思って、あなたから挨拶をします。
どんな状況でも挨拶が無視されることはまずありませんし、意外とフレンドリーな反応が返ってくるものです。
「おはよう」に「おはよう」が返ってくることで、自分からアクションを起こして、それに対し肯定的なリアクションがあったら、ささやかながらも自己決定感、自己有用感が満たされます。
あなたがキラキラしていると、周囲もキラキラを返してくれるのです。
これだけで、嫌いな人や苦手な人が一瞬で普通の人になるでしょう。
一瞬で自己肯定感が高まれば、対人関係にもプラスの効果を発揮してくれます。
次回、「自己肯定感が一瞬で高まる方法④」へ続く
次回、「自己肯定感が一瞬で高まる方法④」へ続く