突然ですが、あなたにとって「幸せ」とはなんですか?
- お金持ちになること
- 玉の輿にのること
- 幸せな結婚をして子供を育てること
- 大きな会社に入って安定した職があること
- 商売やスポーツで大成功して有名になること
これらの目的は達成すると嬉しいものです。
しかし、「自己肯定感」が低いと、これらの目的を達成しても幸せを感じられません。
一次的には嬉しいかもしれませんが、喜びが長続きしないのです。
「自己肯定感を高めて人生をもっと楽に!」では、自己肯定感とうまく付き合う方法を身につけ、幸せな毎日を過ごすための方法をご紹介していきます。
第29回は、「自己肯定感を一瞬で高めるには…⑥」の続き、「自己肯定感を一瞬で高めるには…⑦」を解説していきます。
目次
自己肯定感を一瞬で高めるには…⑦
これまで自己肯定感を「自己肯定感の木」に例えてご紹介してきましたが、皆さんが一番知りたいのは、
その方法だと思います。
元気がある日もあれば、ない日もあるのが人間です。
大切なのは、
「落ち込んでしまう時があってもいい」
と自分にささやいてあげることです。
そして、自己肯定感を取り戻すための「小さなコツ」を身につけておくこと。
ここから、「自己肯定感を一瞬で高める方法」をご紹介しますが、どれも今すぐ簡単にできるものばかりなので、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。
【13】良好な関係の人と話す
自己肯定感が低下している人は、対人関係で問題が起きないように、自分を相手に合わせる、ということを繰り返し、これが大きなストレスに繋がっています。
表面的には人付き合いが上手で友達も多く、職場のムードメーカー的な存在の人でも、自己肯定感が低下していると、
「本当の自分を分かってくれる人が誰もいない」
と、空虚な思いや不安を抱えてしまうものです。
自分をつくって人に好かれる、という状態に、ますます自己肯定感をすり減らすことになるのです。
とはいえ、職場や学校でありのままの自分を出し切るのは難しいものです。
そこで、オフィシャルな場から離れたところで、「そのままのあなた」を受け止めてくれる友人や恋人、家族、趣味の仲間などと会う時間を作りましょう。
愚痴を聞いてもらうのもいいのですが、できれば未来の予定や計画を話しましょう。
壮大な夢でなくても、
「今度美味しいものでも食べに行こう」
というような、気が許せる相手とのつながりを再確認できるような未来の予定を立てましょう。
また、地位や名声、年齢を超えて、仕事も未来も全く関係がない、ざっくばらんで愉快なことだけ会話できるような友人もつくりましょう。
趣味の世界、仕事以外の話から、世界が広がり視点が変わります。
日常生活におけるさまざまな役割から解放されて自由になり、人のことを気にする束縛からも解放されます。
すると、自尊感情や自己有用感が満たされて、自己肯定感が回復していきます。
自由に話すことはあなたの頭の中にゆとりのスペースをつくります。
会話するだけで、新しい思考や気づきを得ることができ、自己肯定感が高い状態をつくることができます。
【14】寄り道をする
人の心は、常に新しい刺激を求めたがる性質を持っています。
同じことの連続、変化のない生活の連続を続けていると、
と、日常がマンネリ化していきます。
同じことの繰り返しは、確かに安定していて不安がありませんが、刺激が少なくなり、私たちの心はそれだけで疲れてきて、自己肯定感が低下。
ネガティブな感情の負のループに陥ってしまいます。
そのため、心に刺激を与えることが大切です。
自己肯定感を高い状態に保つには、1日の中に、楽しいご褒美の時間を用意することが有効です。
同じ人間関係で、同じ店に行き、いつもと同じ食事をする…。
同じことの繰り返しは、確かに安定していて不安はありませんが、刺激が少なく、私たちの心はそれだけで疲れて、自己肯定感が低下し、ネガディブな感情のループに陥ってしまいます。
そのためにも、心の刺激を与えることも大切なのです。
自己肯定感を高い状態に保つにためには、1日の中に楽しいご褒美の時間を用意することが有効です。
例えば、寄り道をする時間を作ってみるのはどうでしょうか。
ジムに行って汗を流したり、好きなものを売っている店に寄って新作を買ってみたり、ウィンドウショッピングを楽しみながら試着したり…。
刺激となる時間をつくる方法はたくさんあります。
ほんのちょっとしたことでも、どんなことでも構いません。
大人の寄り道は、
というスイッチとなって、あなたを元気にし、自己肯定感を勝手に高めてくれるのです。
【15】バスタイムに目のヨガを
自己肯定感が低下すると緊張状態が続きます。
緊張を緩和させるのに有効なのがバスタイムです。
お風呂に入ることは、それだけでリラックス効果があり、また、浴室内は完全なプライベートな空間でもあります。
ずっと固定して見ていたパソコンやSNSからも解放される時間です。
ここでリラックスして心と身体の凝りをほぐしてバランスを整え、自己受容感を高めれば、勝手に自己肯定かが高まります。
さらに、入浴中にヨガの「バーミング」を行うのも効果があります。
バーミングは、目の疲労をとるのに有効な方法です。
まず、手のひらをこすり合わせ、手のひらを温め、まぶたに手が当たらないようにくぼみをつくって目を覆います。
光が入らないように指の間をしっかり閉じたら、まぶたを開けて、手のひらの中の暗闇を1~2分見つめましょう。
手の温もりで視神経が和らぎ、眼精疲労が取り除かれます。
一日中、酷使した目の疲れがとれて、スッキリすることができます。
心と体もほんわかリラックスできて、目の疲れも取れれば、イライラや不安が解消され、自己肯定感がどんどん高まります。
次回、「自己肯定感が一瞬で高まる方法⑦⑧」へ続く