突然ですが、あなたにとって「幸せ」とはなんですか?
- お金持ちになること
- 玉の輿にのること
- 幸せな結婚をして子供を育てること
- 大きな会社に入って安定した職があること
- 商売やスポーツで大成功して有名になること
これらの目的は達成すると嬉しいものです。
しかし、「自己肯定感」が低いと、これらの目的を達成しても幸せを感じられません。
一次的には嬉しいかもしれませんが、喜びが長続きしないのです。
「自己肯定感を高めて人生をもっと楽に!」では、自己肯定感とうまく付き合う方法を身につけ、幸せな毎日を過ごすための方法をご紹介していきます。
第43回は、「【ステップ3】「自己成長」の3つのトレーニング」の続き、「【自己成長トレーニング①】スリー・グッド・シングス」を解説していきます。
【自己成長トレーニング①】スリー・グッド・シングス
自己成長を促すための1つめのトレーニングは、「スリー・グッド・シングス」というテクニックです。
まず、ノートを1冊用意してください。
パソコンのテキストエディタやスマホのメモ機能、SNSへの書き込みでもOKです。
ただ、ノートに自分の手で書くという具体的な行動をセットすることで、より強く記憶に刻まれ、アファメーションの効果が高まるので、できれば手書きがおススメです。
そして、1日1ページ、その日の「今日よかったこと」を3つ挙げて書き出します。
例えば…、
「書店で面白そうな本と出会い、買ってきた」
「夕方、見た夕焼けがめちゃくちゃキレイだった」
など、どんな小さなことでも構いません。
こうした新しい習慣を身につけるには、21日間続けると定着するという研究データがあります。
人の皮膚が21日で生まれ変わるように、私たちの脳も21日間で書き換え可能になります。
まずは「スリー・グッド・シングス」を3週間続けてみてください。
慣れてきたと感じたら、「スリー・グッド・シングス」の内容に追加して、未来に起こしたいワクワクするような体験や自分なりの発見を妄想して、1つだけ書いてみましょう。
例えば…、
「明日は子どもと楽しい時間が過ごせる」
「明日は必ず営業で契約が1件取れる」
など、書いてみてください。
一定期間書き続けつづけていくうちに
「○○さんと一緒にいると、本気で笑える瞬間がたくさんある」
「営業に行った先の駅でぐるっと一回り散歩すると、新しい経験が増える」
といった変化にも気づきます。
全ての行動がポジティブに、肯定的になっていくのです。
すると、それが1日、1日と期待感を高め、あなたの脳は「グット・シングス」を探すようになってきます。
以前は、「自分にはいいことが起きない、楽しみもない」という潜在的な思考も、「自分にはいいことが起きるはずで、それを楽しみにしている」というものへ、書き換えが行われます。
まさに、「私はツイてる!」というアファメーションが日常化している状態です。
自己決定感や自己有用感が高まり、「自己肯定感の木」が育っていきます。
「スリー・グッド・シングス」と同じような効果があるものとして、自分を褒める「褒め日記」があります。
これは、1冊の日記帳に、自分を褒める言葉を記していくものです。
どちらの方法でも構いませんので、自分にアファメーションをかける習慣が、あなたを変えるのです。
次回、「【自己成長トレーニング②】冒険ノート」へ続く