こんにちは! 中の人Sです。
前回は、障害年金申請の書類の、注意点や大切なポイントをまとめました。
今回からはいよいよ、私が障害年金を申請したときのレポートです!
私は実は、通院先が複数あって初診日の確定が少し大変でした。
申請を考えている人は必見ですよ!
ぜひお付き合いいただければと思います。
目次
簡単に自己紹介
現在30代前半ですが、大学在学中から不安障害・睡眠障害・うつ病を患っていました。
睡眠薬や抗不安薬などを服薬しながら新卒で7年間ほど社会人をしていましたが、何度も病状が悪化し、休職や転職を経て昨年会社を退職。
就労移行支援事業所に通い、通勤訓練やストレス対処を学び、現在は会社員として再度仕事を開始しています。
障害・病気を持ちながら働いてきた一人の人間として、休職から復職までのプロセスや外部EAP機関、障害クローズの転職や退職手続き、障害者手帳の申請や失業保険、就労移行支援事業所や様々なメンタルクリニックの利用などなど・・・
疾患で苦しみつつも様々な体験をさせてもらえました。
そのような体験をもとに、今回は障害年金の申請レポートを作成してみました!
障害年金を申請しよう! その1
就労移行のスタッフさんから障害年金について案内があり、悩んだり迷走したりしながら約半年後、やっと年金事務所で受理。
これまでの障害年金についての記事をご覧いただければわかると思うのですが、手続きは実際かなりハード。
病院や年金事務所を何度も何度も往復し、本当に疲弊しました・・・
このような手続きや書類の複雑さから、多くの人が申請途中で諦めてしまうそうです。
それもそうですよね。
事業所の往復はただでさえ疲れること。
うつ病などの疾患を抱えている人にとってはかなり大変なことだなと実感しました。
障害年金申請の10ステップ
1)障害年金についての情報収集を始める
2)初診の病院に連絡をして、確認をとる
3)主治医やカウンセラーに相談
4)申請手続き開始。年金事務所に行き、年金受給資格を満たしているか確認
5)病歴・就労状況等申立書を完成させる
6)病院からヒアリングを受ける
7)初診の病院に行き、受診状況等証明書を書いてもらうよう依頼する
8)初診より1年6か月時の病院に診断書を書いてもらう
9)現在の病院から診断書をもらう
10)資料を年金事務所に提出
障害年金の申請ステップは以上の10ステップになります。
大変なのは、自分の辛かった当時のことを細かく思い出して記載しなくてはならなかったこともあります。
事業所の往復だけではなく、辛いことを思い出すのも疲労感が伴いますね。。。
1)障害年金についての情報収集を始める
預貯金はありましたが、金銭の不安は常につきまといます。
就労移行の職員さんと今後の収入と支出について相談したところ、「障害年金の申請も考えてみてはどうか」と提案を受け、実際に情報収集を開始。
インターネットで受給用件や必要な資料などを確認したりしました。
また、年明けには、障害年金を担当している社労士の無料相談なども受講。
そこでは、私の初診日は社会人になる前であり国民年金加入期間のため、給付を受けるためには障害年金2級の認定を受ける必要があること、などの説明を受けました。
初診の病院を確定する必要があるのですが、大学4年生のときに1年間だけ通った病院だったので、この時点では初診の病院名は思い出せませんでした。。。
2)初診の病院にあらかじめ電話しておく
二ヶ月が経過した頃、やっと初診の病院の名前を思い出しました!
自然に思い出したわけではなく、通っていた場所などからネットで調べてようやくたどり着いたという感じです。
ということで、あらかじめその病院に電話で連絡をしてみます。
病院のカルテの保存期間は、原則5年までのため、私が受診した記録が残っていない可能性もあるからです。
いざ連絡をしてみると「電子カルテに情報が残っています」という回答を受け安心。
実際、5年以降の分はカルテが破棄されるなどで初診の証明が取れない場合も多いらしく、ここは幸運でした。
ただ、どういった資料が必要なのかやどんな内容を書く必要があるかということは電話だとわからないので、実際に申請をする際には病院に来てほしいと言われます。
3)主治医やカウンセラーに相談
その後すぐ、通っている病院のカウンセラーに、障害年金の申請を考えていることを伝えました。
カウンセラーさんは「主治医に申請をしたい旨を伝えれば、担当のケースワーカーが障害年金担当としてヒアリングや資料作成などサポートしてくれるよ」ということを教えてくれました。
良心的な対応ですよね。
非常に協力的で私自身、この病院にはとても助けられました!
ただし月内には資格試験受験があり、その翌月には就労移行のほうでのイベントもあり忙しく、その後に主治医に申請をしたいということをカウンセラーに報告しました。
次回は申請ステップ中盤です。
これまで、就労移行支援事業所から社労士、過去の病院への電話、通院先のカウンセラーへの相談、と行動が続いていますね。
ここからはさらにアクションが続きます!
どうぞお楽しみに!