大人になってからもADHDのため、「なんかうまくいかないな~」と、日頃から感じている人もいるのではないでしょうか?
そこで前回に引き続き、ADHDの人が仕事で困ること②をまとめてみました!
目次
大人のADHDの特徴
ADHDの人は、アイディアマンであったりします。
仕事においては、どんどん新しいアイディアが浮かんできて、まわりからも「すごい!」と評価をされたりします。
しかし、ADHDの人は衝動的に行動してしまいがちです。
「これいいかも!」と思ったら、よく考えたり、周りに相談もせずにひとりで行動に移し、失敗してしまうということも少なくありません。
また、さっそく行動に移してやる気満々なときでも、ちょっとした問題や壁にぶつかると、「もういいや」「面倒だな」と途中で投げ出してしまいます。
なんで途中で挫折してしまうの?
ADHDの人は、新しいこと、面白そうなことについつい意識がいってしまいます。
そのため、今取り組んでいることでも少しでも「面倒だな」と感じてしまうと、興味が無くなってしまいます。
物事を計画的に進めるのがニガテなため、「面白そう」なものだけに意識がいってしまいます。
優先順位が付けられないため、「面白そう」と感じられなければ、早目に仕上げなければならないものや、コツコツ進めていかなければならないものでも後回しになってしまいます。
せっかくいい企画を考えても、しっかりとした準備や計画が立てられず、また本人が投げ出してしまうことで周りが引き継がなくてはならなくなり、「あいつはあてにならない」と評価が下がってしまうことも。
単純作業はニガテ
ADHDの人は、日常の決まりきった業務や日報の提出などのルーティンワークがニガテという人が多くみられます。
単純な入力作業であったり、簡単でつまらない作業はすぐに飽きてしまいます。
「つまらないなー」と思えば思うほど、集中力が途切れてしまい、毎回といっていいほど記入漏れなどが見られます。
また、ADHDの特徴として、ワーキングメモリーが少ないというのもあります。
ワーキングメモリーとは、注意点などを頭に入れて記憶しておく能力のこと。
それが小さいため、ミスを繰り返してしまうと考えられています。
まとめ
途中で飽きてしまう、単純作業がニガテなのがADHDの特徴で、仕事でも支障をきたすことがあるかもしれません。
少しでも「当てはまるな~」と思ったらADHDの可能性があるかもしれません。
気になったら、お医者さんに診てもらうといいかもしれませんね!