お役立ち記事 依存症

依存症ってどんな病気?【13】~処方薬~

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皆さんは何かに「ハマった」経験はありますか?

スマホのゲームやSNSに熱中してつい夜更かしをしてしまった。

パチンコで今月の小遣い全部使ってしまった、などなど…。

人は何かしらの「モノ」や「コト」など、「ハマった」経験があると思います。

ただ、中にはその「ハマる」が度を超してしまう場合があります。

それが、いわゆる「依存」

「依存」により社会生活に支障が出ている状態を「依存症」といいます。

「依存症ってどんな病気?」では、依存症とはなにか、回復するためにできることなどについて、詳しく解説していきます。

第13回は、「アルコール」の続き、「処方薬」についてみていきます。

目次

処方薬

治療薬として医師が処方する薬が依存の対象になることもあります。

目立つのは、睡眠薬や抗不安薬の乱用です。

これらは、脳の興奮を鎮める中枢神経抑制薬に分類される薬です。

薬だけでは根源にあるつらさの軽減にはならない

処方薬は治療に必要な薬なので、医師の処方に従うのが原則です。

しかし、身体依存が生じると量を増やさないと効かなくなり、量を増やした結果、副作用が目立つようになる場合があります。

また、自分のつらさを薬だけで取り除こうとしていると、心の依存も強くなりやすくなります。

時に大量服薬による急性中毒で救急搬送されるような事態になることもあります。

根源にあるつらさを減らすために何ができるか、それを考えていく必要があります。

処方約による依存の生じ方

処方薬の依存症者のなかには、密売人やインターネットを通じて非合法的に入手して使用している人もいます。

しかし始まりは合法的な使用から、という場合がほとんどです。

つらさを抱えている

不安が強い、憂うつ缶が消えない、眠れないなど

医療機関に行く

医師が処方した薬でつらさを改善しようする適切な対応

漫然と投薬が続く

医療側の問題として、依存が生じやすい薬の処方を漫然と続ける。

患者の求めに応じて、依存性の高い薬を安易に処方するなどといったことが起こりうる

常用量依存(身体依存)

症状が改善し、服薬の必要がなくなってもやめられない状態。

やめようとすると、吐き気、耳鳴り、けいれんなど、離脱症状が作苦現れる

「自己治療」を始める

調子が悪いときや、処方通りに使っていても効果が実感できなかったりしたとき、自分の判断で薬の使用量を増やして対応しようとする

「自己治療」を始める

調子が悪いときや、処方どおりに使っていても効果が実感できなかったりしたとき、自分の判断で薬の使用量を増やして対応しようとする

心の依存(精神依存)

薬がないと不安でたまらず、処方されているよりもっと多くの薬を求め、使用を繰り返す

※「薬を紛失した」などと嘘をついて再処方を求めたり、複数の医療機関を訪ね歩いたり、インターネットを介して入手できる手段を探してりしているようなら、薬物依存症の状態

ベンゾジアゼピン系薬剤

神経細胞のベンゾジアゼピン受容体に作用し、GABAという精神伝達物質を活性化させることで神経細胞の興奮を鎮める働きをもつ薬は、睡眠薬や抗不安薬としてよく使われます。

精神科だけでなく、一般内科などでも不眠を訴える人に処方されたり、筋弛緩作用が比較的強い薬(エチゾラム)は、腰痛、頭痛の治療約として処方されたりすることがあいrます。

しかし、依存を形成しやすいという特徴もあります。

さまざまな種類がありますが、服用してすぐに作用を実感しやすいものほど、心の依存は生じやすくなります。

乱用されやすい睡眠薬・抗不安薬
  • エチゾラム(デパス)…短時間作用型
  • フルニトラゼパム(サイレース…)超短時間作用型
  • トリアゾアム(ハルシオン)…超短時間作用型
  • ゾルピデム(マイスリー)…超短時間作用型
依存性の高いその他の処方薬
  • メチルフェニデート
    ADHDやナルコレプシーの治療薬としても用いられる強力な鎮痛薬。
    服薬せずに「うまくいかなさ」が大きくなるより、医師の処方のもとで正しく使えば、メリットは大きい。
  • オピオイド系鎮痛薬
    がんの疼痛治療や、慢性疼痛の治療に用いられる強力な鎮痛薬。
    医師の処方のもとで正しく使うことが大切。

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次回、「市販薬・市販品」へ続く。


 

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