お役立ち記事 精神疾患関係

代表的なコーピング5つ ⑤「第三者になりきるフレンドクエスチョン」

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「代表的なコーピング5つ」では、コーピングの中でも特に大切なもの5つを一つずつご紹介します。

誰にでもすぐに実践でき、絶大な効果を発揮してくれるとても重要なものです。

フレンドクエスチョン

フレンドクエスチョンとは、自分のストレスを「友達に相談された」と仮定して考えてみるものです。

まず、特定の人を頭に思い浮かべましょう。

実際に自分と同じような悩みやストレスを抱えていそうな人が良いです。

頭の中で自分に相談させてみます。

下記のような悩みがある時あなたはどのような言葉をかけますか?

・毎日残業で疲れ切っている

・人間関係が辛い

・子供が言うことを聞かない

きっと、「大丈夫だよ」「みんなわかってくれてるよ」「頑張りすぎじゃない?」などの優しい言葉をかけるのではないでしょうか。

人は大抵、自分に厳しく・他人はいたわるものです。

繰り返し問いかける

続けていくと、あなたの言葉に相手は、「なぜ大丈夫なんて言えるの?」「みんなもっと頑張っているよ」と問い返しをしてくるかもしれません。

それに対しては、根拠を持って答えてください。

他人になりきることで、状況を冷静に分析し、論理的な根拠を示せるはずです。

この対話を繰り返し、相手が納得できれば、あなたが納得できたということになります。

相談される側に、自分以外の誰かを当てはめるのも有効です。

知り合いや有名人、歴史上の人物などでもかまいません。適任だなと思える人を選びましょう。

そうすると、いかにもその人がいいそうだなという言葉を考えることになるので、より第三者的な視点で状況を判断できるようになります!

まとめ

今回の「代表的なコーピング5つ」では、

・フレンドクエスチョン

・繰り返し問いかける

を学びました!

自分が第三者になりきって、自分に声をかけてあげると視野が広がります。是非試してみてください!



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