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自己肯定感を高めて人生をもっと楽に!【27】 ~自己肯定感を一瞬で高めるには…⑤~

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突然ですが、あなたにとって「幸せ」とはなんですか?

  • お金持ちになること
  • 玉の輿にのること
  • 幸せな結婚をして子供を育てること
  • 大きな会社に入って安定した職があること
  • 商売やスポーツで大成功して有名になること

これらの目的は達成すると嬉しいものです。

しかし、「自己肯定感」が低いと、これらの目的を達成しても幸せを感じられません。

一次的には嬉しいかもしれませんが、喜びが長続きしないのです。

「自己肯定感を高めて人生をもっと楽に!」では、自己肯定感とうまく付き合う方法を身につけ、幸せな毎日を過ごすための方法をご紹介していきます。

第27回は、「自己肯定感を一瞬で高めるには…④」の続き、「自己肯定感を一瞬で高めるには…⑤」を解説していきます。

目次

自己肯定感を一瞬で高めるには…⑤

これまで自己肯定感を「自己肯定感の木」に例えてご紹介してきましたが、皆さんが一番知りたいのは、

「どうやって自己肯定感を上げていくのか?」

その方法だと思います。

元気がある日もあれば、ない日もあるのが人間です。

大切なのは、

「元気がない時があってもいい」
「落ち込んでしまう時があってもいい」

と自分にささやいてあげることです。

そして、自己肯定感を取り戻すための「小さなコツ」を身につけておくこと。

ここから、「自己肯定感を一瞬で高める方法」をご紹介しますが、どれも今すぐ簡単にできるものばかりなので、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。

【8】PCから目線を外して眼球を休ませる

「目は心の窓」などと言われますが、目は脳と直結している特殊な器官です。

脳から出ている末梢神経は12種類ありますが、そのうちの3つの神経、「三叉神経」「視神経」動眼神経」が目に繋がっていて、脳が処理している情報のうち、8割以上が視覚を通して集められています。

仕事中や勉強中、あなたも自分がどれだけ目を酷使しているか、すぐに気づくかと思います。

パソコンのモニターを長時間見つめて、紙の資料を読み、休み時間にはスマホゲームでリラックス…。

現代の暮らしは目を酷使する生活と直結していて、一日のうちの多くの時間を1点に視点が固定化された状態で過ごしています。

携帯電話がない時代は、今よりも何倍も視点を動かす生活をしていました。

電話に出るのも移動が必要で、移動するということは景色がかわり、視点が変化する生活をしていました。

視点が変われば感情も動き、ストレスの軽減にも繋がります。

情報の入口である目の疲れは、物事の認知を歪めて、ネガティブな評価を下す方向に影響していきます。

ということは、目の疲れを解消させると、自己肯定感を高めることができる、というわけです。

目の疲れの原因の一つは、「目のまわりにある筋肉の緊張」です。

眼球は「外眼筋」という6本の筋肉で支えられていて、パソコンやスマホのディスプレイをじっと見続けて、長時間目を動かさないと疲労が蓄積されていきます。

また、目のレンズである水晶体の厚さを調整してピントを合わせるための筋肉「毛様体筋」も、長時間、近くを見続けると負担がかかり疲労します。

こうした目の疲れの解消には、筋肉の緊張をほぐすことです。

「おつかれさまー」と声をかけて、目を休ませてあげましょう。

目を温める

目を温めることで、目のまわりの筋肉の血流が改善されます。

血の巡りがよくなると筋肉を動かすためのエネルギーが円滑に運ばれ、同時に疲労物質が排出され、目の疲れが軽減されます。

電子レンジで温めた蒸しタオルは、ドラッグストアで購入できるホットアイマスクなどで、5分ほど目元を温めると、ぽかぽかして筋肉が緩み、眼精疲労やドライアイなどのツラさも軽減されます。

目のストレッチ

まぶたをぎゅっと固く閉じて、その後、パッと大きく開きます。

これを数回繰り返した後、次に眼球をゆっくり上下左右に動かしましょう。

これを3セットほど行ったら、仕上げに眼球を右回りに1回転、左回りに1回転、ゆっくり円を描くように回します。

「ぎゅっぱ、ぎゅっぱ、ぐるぐる、ぐるぐる」

です。

目のまわりの筋肉がほぐれ、疲れがとれるだけでなく、まばたきをすることで乾燥していた眼球に潤いを取り戻す効果もあります。

あなたの体を整える。

それだけでも自尊心が育まれ、あなたの体も心も安らぎます。

目を一瞬、休ませる。

それだけで、自己肯定感が勝手に高まります。

【9】好きなものだけを見る時間をつくる

自己肯定感が低下すると、

「毎日、同じことの繰り返しでつまらない」
「最近、何も面白いことがない」
「この連続で人生が終わってしまうのではないか」

など、今も時間に疑問を持ったり、虚しくなってやる気が失せていきます。

そうならないために、アメリカの心理学者・エドウィン・ロック教授により提唱された「目標設定理論」を使いましょう。

目標設定理論では、

人は目標を設定すれば、高いモチベーションをもたらす

としています。

昼休みなどの休憩時間、隙間時間などは、仕事からいったん自分を切り離して、好きなものを見る時間をとりましょう。

スイーツ好きの人なら、過去に食べたスイーツの写真を振り返ったり、人気店の新メニューをチェックしながら、「来週、友だちと食べに行こう…!」と予定を立てる。

サッカーが好きな人なら、試合をダイジェスト映像を眺めたり、サポートするチームの試合のニュースを見ながら、「いつか海外へ観戦に行きたいな~」など、自分の好きなこと、楽しいことへの目標を設定するのです。

こういった時間を10分とるだけでも自己肯定感が回復し、リフレッシュ効果が得られます。

10分の時間を肯定的に過ごし、これを連続させることで、モチベーションが高まり、仕事も楽しくなっていきます。


 
次回、「自己肯定感が一瞬で高まる方法⑥」へ続く


 

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