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自己肯定感を高めて人生をもっと楽に!【32】 ~自己肯定感を一瞬で高めるには…⑩~

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突然ですが、あなたにとって「幸せ」とはなんですか?

  • お金持ちになること
  • 玉の輿にのること
  • 幸せな結婚をして子供を育てること
  • 大きな会社に入って安定した職があること
  • 商売やスポーツで大成功して有名になること

これらの目的は達成すると嬉しいものです。

しかし、「自己肯定感」が低いと、これらの目的を達成しても幸せを感じられません。

一次的には嬉しいかもしれませんが、喜びが長続きしないのです。

「自己肯定感を高めて人生をもっと楽に!」では、自己肯定感とうまく付き合う方法を身につけ、幸せな毎日を過ごすための方法をご紹介していきます。

第32回は、「自己肯定感を一瞬で高めるには…⑨」の続き、「自己肯定感を一瞬で高めるには…⑩」を解説していきます。

目次

自己肯定感を一瞬で高めるには…⑩

これまで、ウィークデーにできる「自己肯定感を一瞬で高める」方法をご紹介してきましたが、ここからは、比較的、自分で時間をコントロールしやすい、ウィークエンドにできる方法をご紹介していきます。

どれも今すぐ簡単にできるものばかりなので、ぜひ生活の中に取り入れてみてください。

【22】夕暮れ時は明るい所へ行く

自己肯定感が低下していると、夕暮れ時や休日終わりの夕方に寂しさを感じて、自己肯定感が下がりがちになります。

脳の内分泌的にも、日没に向けてセロトニンが少なくなり、抑うつ的な状態になることが分かっています。

その時間帯は、副交感神経が優位になり、車で言うとアクセルからブレーキをかける状態になります。

夕方に気分が落ち込むのは正常なことですが、自己肯定感が低下している時は、わけもなく行き詰まり感を感じたり、モヤモヤ、イライラしたり、後悔したり、切なくなたり、自信を喪失してしまうものです。

そんな時は、人が多くいる場所へ出かけましょう。

人が多くいる場所は、聡明も明るく、気分も上がります。

ショッピングモールやコンビニ、セレクトショップなど、ざわざわと賑やかな場所に身を置くことで社会との繋がりを感じ、自己有用感が上昇します。

人の動きも感じられ、安心感も得られます。

完全に日が落ちて、夜になってから帰宅することで、休日が終わる寂しさや夕暮れ時の寂寥感をうまくやり過ごすことができます。

明るい雰囲気の場所は、あなたの自己肯定感を勝手に高めてくれる絶好の場所なのです。

【22】30秒のマインドフルネス瞑想法

自己肯定感が低下している時は、焦りや不安、恐れが多くなり、終わってしまった出来事や、まだ来ていない未来に焦点を当ててしまいます。

いわゆる、「今、ここ」の自分に集中できないのです。

そこで、一日の始まりや終わり、または1週間の終わりでもあり、新しい1週間の始まりでもある日曜日に、ほんの少しの時間(30秒でも構いません)、「今、ここ」の私にフォーカスする瞑想を行ってみましょう。

ここでは、正しい呼吸のリズムを保ちつつ、大地と天のエネルギーを感じる、マインドフルネス瞑想法をご紹介します。

この瞑想法は、タオの思想が入った瞑想法です。

タオとは、古代中国の思想で、長い年月をかけて、自然や星の動きと人間の行動心理、健康、運命の流れを観察して発見した、宇宙に貫徹している原理原則のことです。

タオでは、人間の心も体もタオに従い、人間そのものが小宇宙であるとしています。

私たち人間も、宇宙に活かされる一つの小さな存在として、体内の小宇宙を調和させ、タオに感謝してナチュラルに生きることが、もっとも幸せで快適で健康なな生き方であるとします。

このマインドフルネス瞑想法は、5つのステップに分かれていますが、大人の深呼吸の平均8秒を3回の約30秒を1回行うだけです。

自己肯定感をもっと高めたい方は、1回30秒を3回繰り返してください。

1…丹田に意識を集中させる

両足をそろえて立ち、丹田(おへその下)に手のひらを当てて、意識を集中させます。

これは丹田にある横隔膜や腹直筋の動きを意識し、呼吸をコントロールするためです。

2…ゆっくり鼻から息を吸う

肩幅に合わせて足を開き、両足の裏で地面をしっかり踏みしめ、地球を感じるイメージを膨らませます。

そして、足元の地球からマグマの熱エネルギーが頭上に抜けていくようなイメージを抱きながら、鼻からゆっくり息を吸います。

3…ゆっくり口から息を吐ききる

息を吐ききる時、「みんなが幸せになりますように」と心の中でつぶやきます。

周囲の人をリスペクトして、ありのまま受け入れることは、ありのままの自分を受け入れることに繋がり、自己肯定感を高めてくれます。

4…頭からエネルギーを得るイメージを持つ

昼間であれば太陽を、夜なら北極星を意識します。

最初はまぶしいというイメージを持ち、眉間の奥に位置する脳の松果体と呼ばれる部位に光のエネルギーが入る想像をします。

その時、呼吸は鼻からゆっくりと吸い、口から長く細く吐きます。

5…大地と天からのエネルギーがと繋がったイメージを持つ

最後に足の裏から感じる大地のエネルギーと、頭上の太陽や北極星からのエネルギーが1本に繋がり、自分の中に軸ができた状態をイメージします。


 
この30秒のマインドフルネス瞑想法を行うことで、体、感情、思考、呼吸の乱れが収まり、「今、ここ」の私に意識を向けることができます。

心を整え、フラットま状態にすること、心にゆとりを生み出すことは、何があっても「私は大丈夫」と思える心をつくります。

そして、自己肯定感が高まったことを実感できると思います。


 
次回、「自己肯定感をジワジワ高める方法」へ続く


 

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